本部地区第110回歩こう会

「葛飾柴又界隈を歩く」

平成30年9月20日(木) 参加者16名

幹事:小花、松内、山岸

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
柴又帝釈天にて:集合写真
後列左より、松内俊夫、富山憲一、早出誠治、門田明徳、木原仁博、中野雅明、
岡本邦雄、佐藤 勇、森 邦彦、小花秀一
前列左より、山崎進弘、西牟田 健、山岸鷹雄、下瀬英樹、飯箸 弘、坂井大和

  12時50分に京成電鉄の柴又駅に集合、
 駅前には映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅さん」の銅像があり、
 その傍には昨年3月に完成した妹「さくら」の銅像もあります。
 
  曇空を見上げ、天候を気にしながらスタート、
 団子屋さんや食べ物屋さんが左右に並ぶ参道を通り抜け、
 正面にそびえたつ二天門をくぐると柴又帝釈天の境内です。
 (ちなみに参道に入ってすぐのところに、
  映画で寅さんの実家のモデルとなった高木屋さんもありました。)
 
  柴又帝釈天は通称で、正式名称は題経寺といい日蓮宗の寺院、
 映画では寅さんゆかりの寺となっています。
 
  柴又帝釈天を参拝した後は「寅さん記念館」へ。
 ここでは「男はつらいよ」の撮影に使用した「くるまや」のセット、
 実物の衣装や小道具等を鑑賞し、隣接の「山田洋次ミュージアム」に移動。
 ミュージアムの館内には山田監督の映画で使用された映写機やフィルム、
 台本等が展示されていました。
 
  ミュージアムを出る頃には天気予報より早く小雨が降り始め、集合写真の撮影は館内で。
 傘を差しながら江戸川の河川敷をおりると、小説「野菊の墓」の舞台となり、
 ヒット曲でも有名な「矢切の渡し」があります。
 東京で残っている「渡し舟」は今ではここだけだそうです。
 
  その後、江戸川堤を歩くこと10数分、まず右手に丸い屋根の金町浄水場第3取水塔、
 続いてとんがり屋根の第2取水塔が見えてきました。
 
  更に江戸川堤を歩いた後、葛西神社を参拝。
 ここは葛西三十三郷の総鎮守として平安時代末期に建立された由緒ある神社です。
 
  しばらく歩いて水元公園でトイレ休憩の後、
 公園に沿った遊歩道を散策しながら南蔵院に向かいました。
 
  南蔵院にはテレビや講談でおなじみの南町奉行大岡越前の名裁きで有名な「しばられ地蔵」があります。
 ・・・『呉服屋の手代が南蔵院の前で居眠りをしていた間に反物を盗まれた。
 奉行は「盗みを見逃した門前の地蔵も同罪」として地蔵を縄で巻いて引っ立てさせた。
 裁きを見たいと奉行所に乱入した群衆を叱り、反物一反ずつを差し出させ、これがきっかけで犯人が捕まった。』
 ・・・という話ですが、実際、縄でぐるぐる巻きにされたお地蔵さまが祀られていました。
 盗難除け、厄除け等の願い事を聞いてくださるとのことでした。
 
  小雨が降り続く中、ようやく金町駅前の懇親会場に到着、
 下瀬さんの乾杯のご発声で懇親会を開始、
 雨の中での長時間の歩行による疲れもなんのその、宴は盛会のうちに進行しました。
 気が付けば2時間が過ぎ、坂井さんの中締めで終了、各自帰途に着きました。
 
  今回の出席者は16名でした。(敬称略)
  飯箸 弘、岡本邦雄、木原仁博、坂井大和、佐藤 勇、下瀬英樹、
  早出誠治、富山憲一、中野雅明、西牟田健、松内俊夫、森 邦彦、
  門田明徳、山岸鷹雄、山崎進弘、小花秀一
 
                                                (記:小花秀一)
  
  
山田洋次ミュージアムにて懇親会風景1
懇親会風景2

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