本部地区第124回歩こう会

「向島めぐり」

令和6年4月11日(木) 参加者18名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
集合写真
後列左より、坂井大和、早出誠治、高田裕治、石井和夫、森 邦彦、
小花秀一、柘植 茂、末岡弥生、岡本邦雄、木原仁博、門田明徳、内藤誠治
前列左より、山岸鷹雄、富山憲一、末岡博文、山崎進弘、松内俊夫、
西牟田健

  今年度最初の歩こう会は春の向島めぐり。
 都営浅草線押上駅A3出口で全員の集合を確認した後、
 眼前にそびえたつ東京スカイツリーを見上げながらスタートしました。
 
  出発して10分ほど歩くと本所高校の手前に「森鴎外旧居跡」の説明板。
 鴎外は10歳で島根県から移住、「牽舟(ひきふね)居士」を名乗るほど
 この地に愛着を抱いていたとのことです。
 すぐそばのバス停も「森鴎外住居跡」となっていました。
 
  次に訪ねたのは「弘福寺」。
 青年時代の勝海舟もこの寺で修業したと伝えられています。
 
  弘福寺の隣が「長命寺」。
 三代将軍徳川家光がこの辺りに鷹狩りに来た時、急に腹痛をおこしたが、
 住職が加持した庭の井戸水で薬を服用したところ痛みが治まったので、
 長命寺の寺号を与えたといわれています。
 
  長命寺の周りをぐるりと回ったところで幹事からのサプライズ。
 長命寺の裏手にある老舗和菓子店で「長命寺桜もち」を購入して皆さんにプレゼント、
 隅田川の堤防に上がって桜並木を眺めながら桜もちを味わいました。
 
  堤防を下りて見番通りに出ると「三囲神社」です。
 その昔、近江三井寺の僧が巡礼中に当地で荒れた祠を見つけ、修復しようとしたところ、
 地中から壺に納められた白狐にまたがる神像を発見しました。
 するとどこからともなく白狐が現れ、この神像の周りを三度回って消えたという故事に由来します。
 元禄時代、江戸の干ばつの際には、俳人宝井其角が句を詠み奉納すると翌日に雨が降り、
 人々を救ったと伝えられていて、「雨乞いの句碑」が有名です。
 
  次は「すみだ郷土文化資料館」。
 すみだの歴史や伝統文化を紹介するほか、貴重な文化資産を保存・継承していく資料館です。
 ここで集合写真を撮影しました。
 
  資料館を出るとすぐに「隅田公園」の入口です。
 春には桜の名所となり、夏には隅田川花火大会が行われる公園ですが、あいにく工事中でした。
 公園内の庭園は、水戸徳川家下屋敷邸内の池など、遺構を利用して作られています。
 公園の中ほどに「牛嶋神社」があります。
 本所の総鎮守として知られていて、本殿前には全国的に珍しい三輪鳥居(三つ鳥居)がありました。
 公園内では、シートを敷いて花見を楽しむカップルや家族連れも多く見受けられました。
 
  公園を出て右手に進むと「枕橋」です。
 江戸時代には「源森橋」とも「源兵衛橋」とも呼ばれていました。
 池波正太郎作の「鬼平犯科帳」シリーズのいくつかの作品中にも「源兵衛橋」の名前で登場しています。
 
  墨田区役所の傍の坂道を上ったところに「勝海舟像」があります。
 平成15年、生誕180年を記念して建立された像高2.5mの銅像です。
 勝海舟は咸臨丸の艦長として太平洋を横断、また江戸城の無血開城を成功させたことでも有名です。
 
  最後に吾妻橋を渡って浅草に到着、いよいよ懇親会の開始です。
 石井さんの乾杯ご発声で懇親会をスタート。
 昔話や「長命寺桜もち」の話題等々にぎやかな語らいが続き、
 予定の2時間が過ぎたところで坂井さんの中締めで無事お開きとなりました。
 
  開花が遅れたことで、満開を過ぎたとはいえまだまだ見ごたえのある桜並木をこの時期に見ることができ、
 また天候にも恵まれ、春の向島を感じた歩こう会でした。
 
  次回は6月13日(木)、「中原街道 小杉宿を歩く」を予定しています。
 多くの方のご参加をお待ちしています。
 
   今回の出席者は以下の18名(敬称略)でした。
  石井和夫、岡本邦雄、小花秀一、木原仁博、坂井大和、末岡博文、末岡弥生、
  早出誠治、高田裕治、柘植 茂、富山憲一、内藤誠治、西牟田健、松内俊夫、
  森 邦彦、門田明徳、山岸鷹雄、山崎進弘
                                      (幹事:小花秀一 記)
 
                 
  
すみだ郷土文化資料館にてスナップ@
  
スナップAスナップB
  
懇親会風景@懇親会風景A
  
懇親会風景B懇親会風景C
  
懇親会風景D懇親会風景E
  
懇親会風景F懇親会風景G

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