本部地区第59回歩こう会

日本の鉄道の誕生と昔懐かしい車両の見学(鉄道博物館見学)

平成20年6月12日(水)     参加者 20名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
D51型蒸気機関車の前で記念撮影

 あいにく、関東地方は前日より雨模様の天気予報。 当日は遠距離の皆様は、出発する時は風雨が強く大変でしたと思いますが、全員予定どおりJR大宮駅に集合。
 そこから全員で埼玉新都市交通ニューシャトルに乗って、「鉄道博物館駅」に行きました。

 鉄道博物館駅より徒歩数分で鉄道博物館に着き、博物館前にお出迎えのD51型蒸気機関車の前で記念撮影。
 それから博物館内を、観覧時間が決まっている模型鉄道ジオラマを除き、自由行動で約2時間見学しました。
 鉄道博物館の主な施設の概要を照会しますと、次のとおりです。

 1)模型鉄道ジオラマ(2階)
   横幅約25m、奥行き約8m、約200uの地形模型にHOゲージ(縮尺:新幹線1/87の模型)の鉄道模型を敷設したジオラマ。 軌道総延長1400mのレール上を最大20編成までの車両の走行が可能とのことです。
 ジオラマでは、駅舎、発電所、橋梁、トンネルなどの様々な鉄道施設と多彩な車両(車両の数:約600両)が一望でき、かつ、スタッフが解説しながら、種々の模型車両を運転してくれます。

 2)コレクションギャラリー、スペシャルギャラリー等(2階)
   日本の130余年に及ぶ鉄道の歴史を、長さ75メートルの年表にして展示してあります。 これだけ歴史があると、一言に鉄道といっても、各世代に応じて、なじみのあるSL、各特急列車、新幹線の開通状況、駅舎等で時代の変遷が良くわかります。

 3)ヒストリーゾーン(1階)
   実物や模型の車両などが所狭しと展示されています。 大正時代の列車の椅子に座ることもでき、新幹線の運転席も間近で見られます。 鉄道開業時から新橋〜横浜間を走った1号機関車をはじめ、歴代の御料車両も展示されています。(鉄道車両総数36両)。 車両以外にも、駅舎やその時代の風俗を再現した人形等が展示されていて、当時の雰囲気を伝えてくれます。

 4)ミニ運転、運転シミュレータ等(1階)
   ミニ運転では、ATS−PやATCなどの信号保安システムも再現したミニ列車で運転体験。(有料)
   運転シミュレータでは、実際の鉄道の運転を精密に再現したシミュレータ。 SLのシミュレータも設置されています。(有料)

 5)ラーニングホール(3階)、パノラマデッキ(RF)等
   ラーニングホールでは、鉄道車両の動力やブレーキのしくみを、実物の部品を用いた展示装置などを使って体験学習ができます。 パノラマデッキでは、地上25mの展望台より、鉄道博物館周辺を走る「新幹線(東北新幹線)」、「在来線(高崎線、川越線)」、「埼玉ニューシャトル」が一望にできます。(当日は雨天の為、屋上は閉鎖。)

 見学終了後、鉄道博物館駅より埼玉新都市交通ニューシャトルにて、JR大宮駅に戻り、大宮駅前の居酒屋で、恒例となった有志による懇親会を開催。 約2時間の懇親で、のどを潤し、疲れを癒し、18:00頃散会しました。

 今回の参加者は、次の20名でした。
  青山新太郎、石井 弘、石塚和男、香川重雄、加藤 進、木原仁博、
  坂本堅一、佐藤 勇、下瀬英樹、関口能尚、高橋義衛、谷口勝利、
  鳥居正義、藤原志朗、松内俊夫、山上章三郎、山谷章浩、山本 猛、
  山岸鷹雄、吉野貴士
                                               (山谷章浩 記)
なお、写真は山本 猛さんの写真を使わせていただきました。
                        
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