本部地区第73回歩こう会

第11回OB会作品展観賞と横浜ユーラシア文化館他見学

平成23年3月10日(木)     参加者 22名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
神奈川県庁屋上にて記念撮影

 3月に入り天気が目まぐるしく変わっていましたが、当日は風が少し冷たかったが、晴天に恵まれ、予定通りで無事終了しました。

 概要はつぎのとおりです。
(1)横浜開港記念会館見学
 この建物は横浜港開港50周年(明治42年)記念行事として計画され、大正6年に竣工しましたが、関東大震災で焼失し昭和2年に再建されたものです。
 戦災は免れたが、昭和33年まで米軍に接収されていたものが返還され、修復を重ね平成元年には重要文化財の指定を受けましたが、現在も横浜市中区公民館として使用されています。
 予約していたボランティアガイドさんの説明を受けながら、建物内部、修復されたステンドグラス、展示された絵画・古地図などを見学しました。

(2)神奈川県庁屋上
 関東大震災で焼失した前庁舎の再建で、昭和3年に竣工した建物で4代目庁舎です。
 鉄骨鉄筋コンクリート造り、外壁タイル貼り、地上5階地下1階の立派な建物で、6階が屋上になります。(平日は開放されています)
 屋上からは、赤レンガ倉庫・大桟橋・象の鼻公園などが眼下に見え、また当日は天気が大変よく、海の向こうの高層ビル群の間に東京スカイツリーもかすかに見えました。(ここで記念撮影しました)
 屋上には、横浜3塔のひとつ『キングの塔』がありますが、ここへは入れません。資料室には歴代の庁舎の資料・写真、開港当初の横浜市街の写真、地図などが展示されており、当時の様子もわかります。

(3)横浜ユーラシア文化館
 常設展は、考古学者江上波夫氏の寄贈された収集品を主体に展示されていますが、今回は特別展『シャルジャ、砂漠と海の文明交流』を主に見学しました。
 展示物は、アラブ首長国連邦の一国のシャルジャ首長国・首長の所蔵するアラビア半島の考古資料、世界の古地図コレクション、民俗資料などでした。
 アラビア半島の歴史など全く知らなかったのですが、紀元前の発掘展示物など古代文明の興隆には驚きました。

(4)第11回OB会作品展
 会場では、出展者の平松、加藤、宮武、日高、下瀬、金井、前田さんの出迎えで、ゆっくりと作品の説明など受けながら観賞しました。
 今年は、大阪支部の方の絵画、長浜支部の方の写真、今年初めて出展された方などの作品で、会場所狭しとの感で、出展者の方の1年間の熱心な制作活動が伺われ、感服いたしました。

(5)懇親会(会場は昨年と同じ中華街の順海閣本館)、
 今回参加最高齢の高橋義衛さんの乾杯でスタートし、広東料理と紹興酒などのお酒を頂きながらの和気藹々の歓談で大いに盛り上がり、2時間余がアッという間に過ぎ、高齢2位の坂本堅一さんの締めで、午後7時終了散会となりました。

 今回の歩こう会は、参加者22名の年齢67〜84歳、平均年齢70.4歳、コースの歩数は約6000歩でした。 

 参加者は、次の22名でした。
  井伊國裕、市村義雄、岩田幸三、風間元臣、鹿島静哉、亀田 實、木澤英雄、木原仁博
  近藤久美、坂本堅一、佐藤 勇、佐藤昌二、高橋義衛、柘植 茂、中川実信、原田浩次
  藤井正敬、松内俊夫、宮下和久、宮武正浩、吉井 靖、若松茂宏

<追記>
 翌日3月11日東北関東大地震が発生し甚大な被害が発生しました。今回の歩こう会が無事終えられたことの幸運を感謝しています。

                                       (松内俊夫 記)   
  
懇親会風景1懇親会風景2
懇親会風景3

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