本部地区第75回歩こう会

四谷から新宿御苑まで旧甲州街道を散歩

平成23年10月19日(水)     参加者 24名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
新宿歴史博物館前にて記念撮影
新宿歴史博物館内でガイドの説明を聴く

 四ツ谷駅赤坂方面口に集合、幹事より「鯛焼き(注)」が配られて本日の行程の説明があった。
 四ツ谷から新宿に向けて見える広い道路・新宿通りが旧甲州街道で、江戸時代の古地図の街道と重なっている。
 江戸時代には、街道の両側に商家や町人地が並び、背後に大名屋敷、鉄砲組などの武家屋敷や寺院があった。
 甲州街道の第1宿は当初高井戸であったが、後に高遠藩内藤家の下屋敷の一部に内藤新宿が作られ、宿場町として発展した。
 明治になって、下屋敷の敷地が現在の新宿御苑へと変わった。さあ出発。

 最初は、新宿歴史博物館へ、女性のボランティアガイドさんに従って見学。
 内藤新宿の模型では、玉川上水の番所、青梅街道との分岐点、高札場、駅馬車など街道の様子が面白かった。
 新宿は、明治以降さらに発展して「文人墨客」が多く住み、関東大震災後下町からの移住者が増えて、街区が広がっていったという。
 大正になってできた比較的高給のサラリーマン向けの貸家「文化住宅」は、どこか懐かしい感じがした。

 続いて消防博物館へ。10階の展望台から、錦松梅ビルの横に「スカイツリー」が見える!
 ちょっと一休みして見学に。江戸の火消しでは、時代劇でおなじみの「纏」が揃っていて興味を引き、現代の消防では、単に火消しではなく消防活動の範囲がなんと広いことかに改めてびっくりした。

 最後に、玉川上水、内藤新宿分水散歩道を経て、新宿御苑・新宿門へ。
 門に入ったところで一旦解散して、苑内自由散策とした。
 大名庭園のあとを感じながら、日本庭園、バラ園などやや早足で、また、今度来ようと、今日はここまで。予定時刻に解散した。
 「四ツ谷から解散まで約13000歩を歩いたぞ」との声!

 恒例の懇親会は「サクラ水産」御苑前店で。坂本さんの乾杯の音頭で開会、初参加の富山さんの挨拶。
 飲み放題の2時間が来て、塩澤さんの一本締めで閉会した。
 おいしいお酒と元気を、沢山いただきました。

 注)鯛焼きは、この近辺の名物の一つ「わかばの鯛焼き」、尻尾の先まで餡が詰まっていることで有名。
   殿方は頭から、ご婦人は尻尾から食べるそうですよ。因みに東京の鯛焼き御三家とは、
   麻布十番・浪花堂総本店、四ツ谷見付・わかば、人形町・柳家だそうです。

 今回の参加者は、次の24名でした。
  岩田幸三、加藤 進、亀田 實、木原仁博、小林邦宏、坂本堅一、佐藤 勇、塩澤敏行
  下瀬英樹、柘植 茂、富山憲一、鳥居正義、根本 章、原口尚武、原田浩次、松内俊夫
  宮下和久、森 邦彦、門田明徳、山岸鷹雄、山本 猛、山谷章浩、吉野貴士、若松茂宏
                                               (加藤 進 記)      
  
消防博物館のからくり時計 午後3時の時報を見る?聞く?御苑ツワブキ
  
懇親会風景1懇親会風景2

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