本部地区第76回歩こう会

台湾周遊旅行

平成23年11月14日(月)~18日(金) 参加者18人 
 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると吊前が出ます 敬称略)
九份旧道にて記念撮影

 本部地区歩こう会は、15周年記念として海外旅行(台湾周遊4泊5日)を催行した。
 旅行社である阪急交通社の団体貸切方式の観光企画ツアーを選び実施した。
 天候は曇りがちであったが、事故もなく無事に予定のコースを完遂することができた。
 コースの概要は次のとおり。
 羽田→台北市→花蓮市→台東市→高雄市→台南市→台中市→台北市→羽田
 ほぼ台湾を一周し、ほとんどの主な観光地を回ることができた。

1、第1日目(11/14)台北→花蓮(泊)
 東京国際空港(羽田空港)国際線旅客ターミナル 10:15に集合する。
 EVA航空12:15出発。所要3時間45分で15:00に台北松山空港に到着。入国審査、税関、通過後荷物を受け取り、出口で現地のガイドの呉さんと合流する。
 専用バスで市内観光に出発、中正記念堂を見学する。蒋介石を偲ぶ壮大な白亜の建物に驚く。その後、特急列車で花蓮駅に到着。20:30からホテル内のレストランにて広東料理を賞味する。
 ビールと紹興酒を飲みながら、和やかな楽しい時を過ごす。歩こう会がアルコール会に変化したメンバーも多々見られた。この傾向は食事の都度つづいた。
 テレビは、すべてのホテルでNHKを見ることができたため、日本の出来事はすべてわかった。
   (写真1、写真2参照)

(写真1) 中正記念堂内にて

(写真2) 中世記念公園

(写真3) 太魯閣渓谷

(写真4) 蓮池潭竜虎塔



2、第2日目(11/15)花蓮→台東→高雄(泊)
 6:00のモーニングコールで起床し、早めの朝食後、専用バスでホテルを出発する。バスは、すべて35人乗りのため、ゆったり席に座ることができた。
 太魯閣(タロコ)渓谷観光を2時間行う。大理石の山が浸食されて、気の遠くなるような歳月をかけてつくられた断崖絶壁と、断崖にへばりつくように造られた道路は驚きと感動の連続であった。(写真3参照)
 途中、大理石工場を見学する。原石からの加工中の製品および大型の大理石製品がずらりと並び驚く。併設された店内でヒスイ、キャッツアイ等の宝石もあり、奥さん、娘さんにプレゼントを購入された方も見受けられた。
 花蓮駅に戻り、特急列車で台東駅に向かう。所要2時間30分。昼食は列車内で弁当を食べる。
 台東駅前では、台湾特有の果物「釈迦頭《が店頭で多く見られた。試食した人もいた。
 台東からバスで高雄に向かう。所要時間3時間40分。
 車窓からは、太平洋の海岸線を見続けるも、長時間の乗車でほとんどの人は仮眠する。
 途中で北回帰線を通過する。亜熱帯から熱帯に入り、車窓からの風景もヤシの木等に変わってくる。
 高雄では、レストランで海鮮中華の夕食をとる。

3、第3日目(11/16)高雄→台南→台中(泊)
 午前中は高雄市内観光をする。寿山公園はサンゴ礁からなる貴重な大地で、日本では見られない。山頂からの眺めは素晴らしい。
 高雄を代表する観光スポットの蓮池潭、竜虎塔、啓明堂を見る。龍の口から入り、虎の口から出ると善人になれるとのありがたい塔だ。
 集合時間にせかされてトイレ行きも忙しい。 (写真4参照)
 バスで台南市へ。台南市内観光で赤嵌楼、延平郡王祠を見学する。
 民族的英雄の鄭成功が、オランダ人より奪取した砦と鄭成功坐像を祀る社で、日本人の母親の位牌と姿図もあり、どことなく日本的な雰囲気が漂うように感じた。
 レストランで郷土料理の昼食後、バスで日月潭へ向かう。所要時間2時間50分。
 高速道路の途中で、予定外のトイレ休憩の声がかかる。
 途中の車窓から1999年の大地震の大規模な山崩れ跡をみる。日本は率先して救援したとのこと。東日本大震災では、そのお返しで、台湾を挙げて支援したとのガイドの言があった。
 日月潭観光は文武廟見学と河畔ドライブ。また観光後の工芸品ショップでの台湾バナナの試食は、日本ではない完熟度で大変美味であった。 (写真5参照)

4、第4日目(11/17) 台中→台北(泊)
 午前中は台中市内観光をする。宝覚寺の高さ30mの黄金色の弥勒大仏は思わず微笑んでしまう。日本統治期に台中周辺で亡くなった日本人1万人柱の遺骨安置所もあり、手を合わせた。
 観光後バスで台北へ。所要時間2時間30分。茶芸店で台湾茶の説明を聞きながら試飲する。分かったところでお土産として、多くのひとが気に入ったお茶を購入していた。(写真6参照)
 台湾料理の昼食後、故宮博物院の見学をする。今年は中華民国建国100周年にあたり、特別展示として、めったに見られない秘蔵品を見ることができた。ガイドさんの熱の入った説明で、2時間の見学時間はあっという間に過ぎる。機会があれば、再度の見学をしたい感がした。
 市内観光として、戦死者33万人を祀る忠烈祠で、衛兵の交代式の見学、台北市最大の豪華ホテルの見学をした。(写真7参照)
 夕食は、レストランで担仔麺小皿料理を賞味した。   

5、第5日目(11/18)台北→九份→台北→羽田
 早めの朝食後、バスで台湾北部の九份へ向かう。金の採掘跡を見たあと、九份の町並み散策をする。
 幅2~3mの狭い小径に、みやげ物屋、小さなレストランがひしめき合っている。
 石段を越えると、海を見渡せる絶景を見ることができた。
  (写真8参照)(写真9参照)
 再び台北に戻り、現在アジア最高の508m、101階のシンボルタワー前で集合写真を撮る。(写真10参照)
 昼食はモンゴメリアンバーベキューを賞味する。
 昼食後、空港近くの免税店のショップで、残った台湾元を使い切り、予定はすべて完了する。

 16:00 台北松山空港発、所要時間2時間50分。19:50 羽田空港着で無事帰国。

 今回の参加者は、次の18人でした。
  石橋正康ご夫妻、加藤 進ご夫妻、亀田 實、小島和久、早出誠治 
  柘椊 茂、鳥居正義、中戸川敏雄、原田浩次、平盛秀正、藤原志朗
  松井武久、松内俊夫、村上錠作、山谷章浩、吉野貴士
                               (柘椊 茂 記)

(写真5) 日月潭

(写真6) 茶芸店での試飲

(写真7) 台北グランドホテル内

(写真8) 九份旧道散策

(写真9) 九份の町並み

(写真10) TAIPEI 101タワー

 
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