本部地区第85回歩こう会
印刷博物館を見て神楽坂界隈を歩く
平成25年9月18日(水) 参加者 17名
( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
印刷博物館内で記念撮影
台風一過の快晴に恵まれて、いい歩こう会日和になった。本日の参加は17名。
東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅に、皆さん早い目に集合。
13時に出発、江戸川・神田川沿いの道(目白通り)を凸版印刷・印刷博物館に向かって歩き始めた。
印刷博物館は凸版印刷が運営する「印刷文明の旅」をコンセプトに、印刷の過去、現在の技術・表現などを展示する博物館である。美人のガイドさんの説明に一同おおいに興味をそそられた。
ラスコーの壁画、死者の書、ハムラビ法典、ロゼッタストーンに始まって、百万塔陀羅尼経、護符、ナマズ絵・木版、グーテンベルグの金属活字、家康の銅活字、銅版、石版、リトグラフなどなど。
コミュニケーション・メディアとして、印刷は時の社会に大きな役割を果たしてきたことが理解できた。
最後に印刷工房で活版印刷の体験をした。ここでは、植字工の仕事や、由緒のありそうなイギリス製の印刷機の説明と実習を、こちらのOBの人たちがしてくださった。
神楽坂へ。三年坂(堀部安兵衛が高田馬場に向かったという)、兵庫横丁を経て、寺内公園(行元寺跡、この寺の境内に遊興の場所ができて、後に、ここから神楽坂花柳界が発展した)へ。
神楽坂の昔の雰囲気を最も残しているという石畳のかくれんぼ横丁、芸者新道へと建ち並ぶ料理屋やレストランのメニューと値段を眺めながら、迷路のような小路を歩いた。
神楽坂の象徴ともいう毘沙門天(江戸中期に日蓮宗池上本門寺の末寺として建立された)では、狛犬ならぬ狛トラが面白い。
毘沙門天から、宮城道雄記念館に向かう。記念館は晩年まで住んだという敷地に、遺品や資料を展示した博物館と、生前の書斎・検校の間が保存されている。
有名な「春の海」は、宮城が失明する前に住んでいた福山市の鞆の浦の風景をイメージして作曲したものであることを知った。
利根川の流れをイメージした筝曲「水の変態」が、画像に合わせて流れていて心地よかった。
神楽坂通りへ戻り、飯田橋へ坂道を下る。
本日の歩行歩数はおおよそ7000歩。少々暑かったので、歩数のわりにのどが渇き、乾杯へ急ぎ足に。
懇親会は、飯田橋「座・和民」、16時15分市村さんの発声で乾杯。いつものように大いに飲み、話が盛り上がった。森さんの中締めの後も、歓談が止まらないで18時45分解散。
今回の参加者は、次の17名でした。
市村義雄、加藤 進、亀田 實、神谷洋一、木原仁博、佐藤 勇
早出誠治、柘植 茂、富山憲一、中野雅明、部谷宣之、松内俊夫
村上錠作、森 邦彦、門田明徳、山岸鷹雄、山谷章浩
(加藤 進 記)
活版印刷の実習1
活版印刷の実習2
かくれんぼ横丁を歩く
宮城道雄記念館 春の海を聴く
懇親会スナップ
懇親会スナップ
懇親会スナップ
歩こう会バックナンバー案内に戻る