本部地区第86回歩こう会

清流と遺跡を巡る静かな散歩道・国分寺

平成25年11月13日(水) 参加者 17名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
武蔵国分寺資料館前にて記念撮影

 前日、東京にも木枯らし一号が観測され、急激に冷え込んで来ていましたが、当日は多少風はあったものの、最近になかった青空で、絶好の歩こう会日和となりました。
 JR中央線国分寺駅に参加者17名が集合、定刻13:00に「殿ヶ谷戸庭園」に向かいました。
 殿ヶ谷戸庭園は、以前岩崎彦弥太氏別邸で、現在は東京都の公園として開放されています。
 位置的には、国分寺崖線の南側で武蔵野台地の自然が取込まれた庭園で、崖線からの湧水でできた池もあります。紅葉が始まったばかりの園内を40分ほど各自ゆっくりと散策しました。
 当日は、園内で盆栽菊花展が開催されており、立派な盆栽菊を鑑賞することができました。

 次の目的地、武蔵国分寺跡に向かいましたが、そこへ行く道が「お鷹の道」と呼ばれ、江戸時代この近くが尾張徳川家の鷹狩場となっていたとのこと、道に並行して蛍が自然発生する小川が地元の人たちで守られて、水草も植えられ、全く汚れのない清水が勢いよく流れており、正に清流と感心しました。
 この清流の湧水源の「真姿の池」で小休止、「武蔵国分寺跡資料館」へ向かい、記念撮影のあと資料館を見学しました。
 資料館には、聖武天皇の国分寺建立の詔の資料から、昭和31年に始まった武蔵国分寺発掘作業で出てきた貴重な品々が多数展示されておりました。
 武蔵国分寺は完成まで20年以上を要し、完成時の七重の塔の高さは60m以上あったとのことです。

 見学の後、近くにある武蔵国分寺跡地、そこから少し離れた国分尼寺跡地を歩いて説明碑、礎石を見学しましたが、1200年以上前にこのような広大な規模の寺院が作られた技術には改めて感服しました。
 その後、旧鎌倉街道を通り、約30分でJR中央線・武蔵野線西国分寺駅に着き解散。
 本日の歩行歩数は約7000歩、歩行中は陽射しもあったので、そう寒くなく良いウォーキングでした。

 有志14名は、懇親会場「白木屋西国分寺駅前店」へ、下瀬さんの発声で乾杯、少し冷えてきて飲み物は熱燗、焼酎お湯割りが多く体も暖まり、大いに話も盛り上がり、あっという間の2時間でした。
 中締めは、原田さんの博多一本締めで締めましたが、下瀬さんの発案で最後に「同期の桜」を合唱し、18:20に解散、各自帰途につきました。

 今回の参加者は、次の17名でした。
  石井 弘、石橋正康、神谷洋一、神尾 章、下瀬英樹、早出誠治
  柘植 茂、富山憲一、中野雅明、畠山 明、原田浩次、部谷宣之
  松内俊夫、山岸鷹雄、山崎進弘、山本 猛、吉野貴士
                               (松内俊夫 記)      
  
紅葉の始まった殿ヶ谷戸庭園殿ヶ谷戸庭園内の盆栽菊花展
  
懇親会 みんなで「同期の桜」を合唱

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