本部地区第89回歩こう会

東京駅・丸の内界隈の散策と三菱ケミカルHDショールーム見学

平成26年9月17日(水) 参加者 25名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
JPビル屋上庭園にて記念撮影

 (1)東京駅
 「東京駅」は1914(大正3)年に営業開始し今年は100周年を迎えました。
 2003年には国の重要文化財の指定を受け、2007年から保存・復元工事が続けられ、2012年に完成しました。 
 創建時の3階外壁と南ドームも復元され、今回は復元なった東京駅丸の内南口を集合場所にしました。 
 この南口には1921年の原敬首相の暗殺場所もあり、東京ステーションホテルもリニューアルオープンしています。

 (2)「JPビル」見学
 旧東京中央郵便局(吉田鉄郎設計)として1933〜2008年まで営業したが、再開発して2013年春 JPビル・商業施設「KITTE(キッテ)」98店舗が出店してオープンしました。
 6階は屋上庭園、ここからは復元された東京駅と丸の内界隈全貌を展望できます。
 4階は旧東京郵便局の局長室、4〜5階は国際カンファレンスセンター、2〜3階は日本郵便(株)と東京大学の協働運営の「インターメディアテク」展示室があります。
 1〜B1階は東京中央郵便局と郵貯銀行、8〜38階はオフィスと成っています。

 (3)「三菱ケミカルHDショールーム」見学
 三菱ケミカルHD(東京都千代田区丸の内一丁目1番1号パレスビル)は2012年5月1日よりパレスビルで業務を開始し、三菱樹脂(株)本社も同じビルにあります。
 今回はエントランスホールで三菱樹脂(株)三崎総務部長他関係者の出迎えを受け、眼下に皇居が広がる17階喫茶室で休憩、会議室で会社概況の説明を受けた後,HDグループ各社の代表的商品が展示されているショールーム「KAITEKI SQUARE」を見学しました。
 〈会社概況〉
 三菱ケミカルHD:・日本最大の総合化学企業、
          ・「ダウケミカル,BASF、デユポン、バイエル」社に続く世界第5位の化学企業、
          ・取扱商品と開発では常に「宇宙と生活の快適さの向上」を目指し世界をリード、
 三菱樹脂(株):・従業員:国内約3000人、海外含む全従業員は約11000人
          ・新事業(開発拠点):植物工場(長浜、無錫)、酒用ペットボトル(平塚)、アルポリック(欧州・ドイツ)、
                      ポリエステルフィルム(無錫、蘇州)、KTF(インドネシア)、ダイアミロン(浅井)、アルミナ繊維(坂出、直江津)

 (4)「日本銀行本店」見学
 日本銀行、紙幣の役割等のビデオ鑑賞、その後ガイドさんより重要文化財の本館内の史料展示室、旧地下金庫、旧営業場、新館営業場などの説明を受けながら見学しました。
 〈説明内容要旨〉
 ・日本銀行の役割:日本銀行券の発行、物価の安定、金融システムの安定、最高意思決定機関として政策委員会を置き、委員9名で基本方針を決定、
 ・日本銀行の歴史:1882年「日本銀行条例」が制定され営業を開始、1997年現行の「日本銀行法」が成立、施行
 ・日銀ネット:日銀と金融機関間のコンピュータネット、100兆円/日以上を決済、
 ・現在の金融政策:物価安定目標:2%(CPI前年比)、達成期間:2年、マネタリーベース:2倍(2年間)、国債保有額・平均残存期間:2倍以上/2年間
 ・建物:旧館 辰野金吾設計(東京駅も設計)1896年竣工、関東大震災では崩壊なし1日の休業もなし、1945年東京大空襲でも一部内部を焼失したが営業に支障なしであった。

 (5)懇親会「さがみ日本ビル店」
 開会の挨拶と乾杯の音頭を鳥居様に、中締めを門田様にお願いし、約2時間の懇親、和気藹々のうちに閉会となりました。

                                              (幹事:早出・松内記)
 <参加者>(敬称略)
 安彦 隆、石井 弘、石塚和男、市村義雄、加藤 進、亀田 實、神谷洋一、木原仁博、小島和久、
 近藤久美、佐藤 勇、早出誠治、柘植 茂、轟 武夫、富山憲一、鳥居正義、中野雅明、畠山 明、 
 原口尚武、松内俊夫、宮下和久、村上錠作、門田明憲、山本 猛、山谷章浩 
           
  
日本銀行本店中庭にて記念撮影懇親会スナップ
  
懇親会スナップ懇親会スナップ
  
懇親会スナップ懇親会スナップ
  
懇親会スナップ

歩こう会バックナンバー案内のページに戻る