本部地区第95回歩こう会

哲学堂公園から新井薬師の近辺散策

平成27年9月16日(水) 参加者18名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
哲学の庭にて集合写真
後列左より 加藤 進、原口尚武、早出誠治、木原仁博、山岸鷹雄、畠山 明
佐藤 勇、村上錠作、原田浩次、鳥居正義、富山憲一
前列左より 酒井正昭、松内俊夫、森 邦彦、門田明徳、神谷洋一、坂本堅一
市村義男
哲学の庭

 今迄あまり実施されていない中野近辺を散策したいとのご要望があり、
 西武新宿線沼袋から新井薬師への散策会を開催致しました。
 天気は曇り空でしたが、暑くもなく雨も降らず、散策には好都合の一日でした。
 
 当初は予定になかった明治寺100観音に立ち寄り、西国33観音、東国33観音、
 秩父34観音を集めた100観音を見学しました。
 
 次に中野区立歴史民俗資料館を訪問、中野の太古からの歴史と民俗について、
 展示と映像で学習、青梅街道、犬屋敷等興味深い事柄を学習しました。
 又、ここには哲学堂の創設者「井上円了」が世界各地を訪れ収集した
 様々な民俗資料も展示されておりました。
 因みに9月1日から10月11日は「家庭の手作り」と題したテーマで特別展が
 開催されており、昔懐かしい「こね鉢」「鏝」「かき氷器」等が展示されておりました。
 
 妙正寺川を見ながら、新青梅街道を哲学堂公園方面に向かい、
 井上円了の廟所のある蓮華寺に到着、円了の墓は、
 井桁の石の上に円形の石が乗った独特のものです。
 
 次に新青梅街道を渡って、哲学堂公園に入園しました。
 哲学堂公園は和田義盛の陣であったという伝説を持つ和田山の丘陵地に
 運動公園を併設し、台地上の中央庭園、妙正寺川沿いの斜面地、
 川沿いの低地等起伏に富んだ名勝地です。
 東洋大学の創始者である井上円了が私費を投じ「精神修養の場」として
 哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として作られた公園です。
 聖人・君子に因んだ建物・像等が沢山ありますが、井上円了は一名
 妖怪博士の異名を持ち、庭園の哲理門には左右に幽霊と天狗が配置されています。
 又、「哲学の庭」には、ガンディー・アブラハム・達磨大師・聖徳太子等の像が
 配置されており、一般的な公園の概念とは異なっております。
 
 最後に哲学堂通りを歩き、新井薬師に向かいました。
 寺名は梅照院薬師寺、行春が天正年間開いた草庵が始まりで、目の病に効験があり、
 縁日の「8」の日には参詣人で賑わうそうです。

 資料館での「学習」哲学堂での「精神修養」新井薬師では「目の健康」を得て、解散。
 
 懇親会(ぢどり亭新井薬師店、参加者17名)
 狭いお店で貸切りでした。
 最長老の坂本様のご挨拶で開会し、和気藹々と2時間の会食・歓談で過ごし、
 鳥居会長のご挨拶で18時にお開きとなりました。
 

 
 今回の出席者は次の18名でした。(敬称略)
 市村義男、木原仁博、酒井正昭、坂本堅一、佐藤 勇、早出誠治、富山憲一、  
 鳥居正義、畠山 明、原口尚武、原田浩次、松内俊夫、村上錠作、森 邦彦、  
 門田明徳、山岸鷹雄、加藤 進、神谷洋一  

                                      (幹事:神谷洋一記)         
  
哲学堂公園入口哲学堂公園
  
明治寺百観音新井薬師
  
ぢどり亭のスナップ1ぢどり亭のスナップ2

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