旧友を訪ねて「安曇野、常念岳」へ

平成14年10月1日(火)〜5日(土)
永井正義記
   
蝶ヶ岳2677mよりバックは槍ヶ岳3180mと
穂高連峰左から佐々木、米田、永井、小宮
常念岳2857m 黄金色はダケカンバ、
真っ赤なのはナナカマド
嘉門次小屋で骨酒(イワナ入りの酒)
左から米田、佐々木、永井、小宮
マメウチ平1916m付近
左から佐々木、永井、米田、小宮 

 旧友の小宮―彦(旧姓 黒羽根―彦)君を訪ねて、仲間の米田保男君と佐々木克君と3名で長野県南安曇郡穂高町に行った。 小宮君は平塚工場の臨時建設部で工場建設に携わり、その後日本設備コア社で住宅設備の開発・設計を手がけていた。
 在職中は仕事は無論のこと、テニス、野球、ソフトボール、バレーボール、スキーなどでも活躍していた。
 好きな道である登山・スキー、写生で再三訪れていた穂高町の豊かな自然や温かな環境に魅せられて平成12年6月にここに居を構えた。住居は長野自動車道豊科インターより車で約10分、電車では大糸線柏矢町駅より徒歩約15分に位置している。
 「安曇野」は、雄大な北アルプス連峰を背景にゆったりとした田園風景が拡がり、わさび田、道祖神、由緒ある神社仏閣、個性的な美術館、穂高温泉郷、ゴルフ場等々見所、遊び所が沢山ある。
 現在小宮君はホームページのプロを目指し、自分のホームページにはCG (コンピュータグラフイク)の絵を掲載し、自作のDTM (デスクトップミュージック)も載せる予定である。
 是非小宮君のホームページを見ていただきたい。彼のみずみずしい感性が安曇野の爽やかな四季と調和して、ホームページの画像に心のふるさとを感じていただけると思う。 ホームページはここから e-mailはここから
 5年後の65歳を目途に個展を開きたい、と言っている。同君の絵画は平成15年2月24日〜3月2日開催予定の「OB会作品展」にも出展される予定である。
 10月3〜4日は、小宮、米田、佐々木、永井の還暦4人組で蝶ケ岳に登った。
 蝶ケ岳は南安曇郡の西、北アルプス・常念山脈にある標高2677mのコース。名前の由来は、春先になると蝶ケ岳ヒュッテの南東斜面に蝶の雪形が現れることにある。
 山頂に近い2500m付近で見える「ダケカンバ」の黄金色や「ナナカマド」の真っ赤な紅葉に魅せられ、北側に見える常念山脈の主峰の常念岳(標高2857m)の雄姿に感激してし思わず足を動かすのを忘れる。
 蝶ケ岳の山頂では槍ケ岳(標高3180m)とそれに連なる穂高連峰の大パノマラに自然の偉大さ素晴らしさを再認識する。3日夜は、槍・穂高連峰の展望が北アルプス随一の「蝶ケ岳ヒュッテ」に宿泊した。
 4日朝は、山ならではのさわやかな目覚め。横尾・徳沢を経て上高地へ向かう。上高地では、優れた山岳 ガイドとして知られた上条嘉門次氏が住んでいた「嘉門次小屋」で、骨酒(岩魚のお酒)で舌鼓を打つ。後ろ髪を引かれる思いで、バス・電車を乗り継いで、小宮宅に無事に到着。山装を解く間ももどかしく穂高温泉郷の町営温泉に飛び込む。2日間の疲れを癒し、心身共にリフレッシュし、その晩の反省会は深夜まで続いた。
 5日は、早朝の安曇野を散策、朝食後は小宮君の案内で、大王ワサビ園、国宝松本城を見学し、ハイランドルートのビーナスラインで大自然のパノラマを満喫しながら霧ケ峰高原(標高1500m)へ。ここで小宮君と再会を約して別れ、中央道へ帰路を取り無事に帰宅。
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