宮下パソコン・ワンポイント講座(第3回)

 
 パソコンを定期的に掃除しましょう。(その3.ディスクのチェックディスク)  
 
 長期間パソコンを使っていると、WordやExcelなどのアプリケーションが異常終了してしまったり、ハードディスクが正常に動作しなくなったりします。このような場合に備えて、ハードディスクは、定期的にチェックする必要があります。ここでは、ディスクでのフォルダやファイルのエラーなどを検出、修復する「チェックディスク(Windows98では「スキャンディスク」)」について紹介しましょう。 「チェックディスク」は、ディスクにあるファイルやフォルダ、未使用領域をチェックして、エラーがあるかどうかを調べ、エラーがあれば修復してくれるものです。  
 
 「ディスクのチェックディスク」を実行する手順は、次のとおりです。  

 1.デスクトップの「マイコンピュータ」を開いて、「ローカルディスク(C)」のアイコンの中で右クリックします。  
 2.ショートカットメニューが表示されるので、一番下の「プロパティ(R)」をクリックします。  
 3.「ローカルディスク(C)のプロパティ」画面で、[全般]タブ(画面一番上の青いタスクバーの下にある3〜5個  
   の付箋のようなものを「タブ」といいます。)の右側の[ツール]タブをクリックします。  
   (「ツール」タブシート画面に変ります。)  
 4.「エラーチェック」(Windows98では「エラーチェックの履歴」)欄の[チェックする]ボタンをクリックします。  
 5.「ディスクのチェックローカルディスク(C)」(Windows98では「スキャンディスク」)画面が表示されます。  
 6.「不良セクターをスキャンし、回復する(N)」にチェックを入れ、[開始]ボタンをクリックします。  
   (Windows98では、「完全」の方にチェックを入れ、また、[エラーを自動的に修復]の項にチェックを入れ、[開始]  
   ボタンをクリックします。)  
   (このチェックディスクの実行には、Cドライブの容量にもよりますが、2〜3時間かかります。Widows98では、  
   30分程度で完了します。)  
 7.ディスクのチェックが終了すると、「ディスクの検査が完了しました」という画面が表示されます。  
   (Windows98では、「結果レポート」画面が表示されます。内容確認の上、[閉じる]ボタンをクリックします。)  
 8.[OK]ボタンをクリックすると、「ローカルディスク(C)のプロパティ」画面に戻ります。  
 9.これでチェックディスクが終了したので、右上隅の「赤×」ボタンで、この画面を閉じます。  
 
 パソコンの使用頻度にもよりますが、1年に一度くらいは、「ディスクのチェックディスク」を実行しましょう。  
 このチェックディスクの実行には、相当時間がかかりますので、私は寝る前に、チェックディスクを開始します。  
 そうすると、夜中に目が覚めたときに、チェックディスクが完了しています。  
 
  次回は、「デスクトップ画面の整理」を掲示します。

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