第24回茅ヶ崎地区家庭菜園愛好会

平成26年1月30日(木)

新年会  参加者12名

顔の部分にマウスポインタを合わせると名前が出ます
新年会「茅ヶ崎・海鮮居酒屋・とら吉」にて

 7年目を迎えた本会の新年会(2名・行事重複と仕事で欠席)は「菜園現役の坂本会長」の乾杯と挨拶で開宴です。
 新年恒例の各人の成果発表では(強制はなし、自身の栽培記録の整理ができる機会と考え実施)幾多の悩みが出ました。
 秋冬野菜を、主に列記すると
(1)エンドウマメ(特にスナップ、グリーンピース)を畑に直播したが、発芽しなかった。
 *早蒔きして大苗を作ると霜被害を受ける・この地域では10/末〜11/初が適期か
 *ポット苗作りも可能です
(2)玉ネギの小苗を定植したら、かなり枯れた。
 *農家から苗を購入した中生種の苗:標準サイズよりかなり小さい(早生種は標準サイズ・撒き時が違う)
 *自家苗作りの人も苗が大きくならなかった
(3)サトイモの生育が悪かった。(極端に乾燥を嫌う・連作障害が出やすいとか)
 *芋の肥大期(7〜9月迄)の土寄せ、潅水、ワラ等を敷き、乾燥を防ぐことが大切
(4)サツマイモは「ベニアズマ」15.5kg/株の巨大芋が今年も収穫できた(石射菜園)
 *乾燥大好きの野菜、土質は砂質を好む
 *秘訣は:石射菜園は砂質系、マルチ栽培、ツル返しを徹底して、ツルに養分を取らせないことだそうです。
 これらの要因はいろいろあると思いますが、「乾燥」の共通点が考えられます。
 確認のため、気象庁(辻堂)データーの降雨量を調べてみました。
 *11月は40mm(10mm以上は2日のみ)・7、8月は44mm、51mmと何れも、例年の半分以下でした。
 玉ネギ苗の生育期10月は例年より100mmほど多く(雨日多く、晴天11日ほど)日照不足か。
 また、菜園は今農閑期ですが、「土のリフレッシュ」の大切な時期。
 3月/初には、ジャガイモの植付けが始まります。
 *ジャガイモの肌が汚いとの報告もあり、今年「土壌殺菌剤」投入の計画者もいて、結果を期待しましょう。

 なお、乾杯に先がけ、昨年の活動概要と会計報告、幹事選出(留任の1声で続投決定)を行い、また、年度計画も昨年同様「年4回の開催」を確認しました。
 皆さん、加齢と共にお酒の量も減ったようですが、帰宅を心配して2時間で中締め、ほどなく閉会。
 愛好会は「菜園規模、立地の遠近に伴う作物の違い、土壌や環境が異なる」等から皆さんの畑に合った対処が大切です。
 「実践と力量アップ」は皆さんにお任せして、菜園を楽しみ、情報の輪を広げるよう、活動を進めていきたく、OB会皆様の菜園情報をお待ちしています。

 今回の参加者は次の12名でした。
  石射祥光、岡本邦雄、風間元臣、鹿島静哉、後藤 勤、坂本堅一
  佐藤昌二、鈴木清作、伏木正起、村上錠作、米田保男、若松宏茂
                              (米田 保男 記)
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