第35回茅ヶ崎地区菜園愛好会

平成28年10月20日(木)

会員菜園訪問と懇親会兼納会 参加者12名

顔の部分にマウスポインタを合わせると名前が出ます
若松菜園でヤーコンを背に集合写真
後列左より:佐藤昌二、坂本堅一、若松茂宏、木澤英雄、風間元臣、
岡本邦雄、小野 満
前列左より:米田保男、亀田 實、鹿島静哉、後藤 勤、伏木正起  

 今回は大磯在住「若松菜園」の珍しい「宇宙芋」拝見と情報収集に訪れる事に。 
 JR大磯駅集合、駅前13:45発バスに乗車。
 大磯観光スポットの「県立大磯城山公園」と「旧吉田茂邸宅(消失した邸宅は再建中)
 前を右折れ、二宮に程近い「石神台住宅地」で下車、
 高台から坂道を10分程下ると専業農家の畑が広がる。
 休耕地を借用され家庭菜園を楽しまれています。
 
 菜園は第1菜園:サツマイモ専用、第2菜園がメインでここが「宇宙芋」や大根、
 キャベツ等主な野菜と更に少し離れた所で自治会の家庭菜園区画でも
 第3菜園として楽しまれ、約90坪程を手入れの行き届いたスコップ
 (長浜から愛用との事)等での耕作です。
 
 楽しみな「宇宙芋」は台風の影響と少し強度不足とかで棚が崩れ、ムカゴは葉っぱの中。
 葉を広げるとありました。
 ムカゴの収穫期で「少しさわると・・落ちたとの声が」記念に戴きました。
 
 宇宙芋:ヤマイモ科・暑い夏、緑のカーテンとして楽しんだ後はムカゴを収穫でき、
     上手に育てると、赤ちゃんの頭位の大きさになるとか。
     ムカゴは皮をむき、天ぷら、炊き込みご飯等で食せる。
     又地下のイモはとろろにして食べられる(但しムカゴが大きいと、地下は小さくなる)。
 
 菜園主「若松さん」の説明は参考になる事が多く
 @大根初期「軟腐病」発生:薬剤で処置、菜園端は山側から流れる雨水の通路、病気でやすい。
 A連作障害と土壌改良材紹介:連作障害の改善に「菌の黒汁(サカタ)」・希釈して潅水散布
  土壌改良材「ゼオライト」・多孔質の天然鉱物、土壌に含まれる有害物を吸着固定する?
 Bグリーン(緑色)マルチ材の使用・・黒マルチに比べ地温が上がり過ぎない利点ありか
 Cサトイモ畝の乾燥防止(サトイモは乾燥大嫌い)に・・「ワライラズ」(市販品)の利用
  我々は稲藁の入手は困難、夏場の潅水も大変です、使ってみようかな。
 D種蒔床の極意・・先に水を撒いて床を平らにして蒔くと良い。
   等詳しく話して頂く。
 菜園には「ヤーコン」(平塚で一時人気でした)が沢山栽培されています。
 
 バス時間もあり帰途に(途中「六所神社・相模国総社」、立派な神社あり)。
 16:09発バスに乗車。
 今日は真夏並みの27℃程の暑さ、2時間の菜園訪問も皆さん菜園で鍛えた体で無事終えました。
 
 茅ヶ崎に戻り17時より「今年最後の懇親会兼納会」を開催・・12名共出席
 早速、乾いた喉を「坂本さん」の乾杯音頭で潤し、1時間程、菜園情報や世間話に。
 後半は「課題:玉ネギ、ジャガイモ、大根等の長期保存法」について・・例玉ネギ・品種の選定、
 止肥時期、適正量で首の締まった玉を作る、収穫時、茎の長さや、根は切る、切らない等論議。
 
 最後に今年4回の活動報告と次年度の幹事選出(留任です)を行い、
 この会も来年発足10周年を迎えます、これを節目として活動していく事で、
 予定19時をオーバーしたが閉会となりました。

 今回の参加者は、次の12名でした。
  岡本邦雄、小野 満、鹿島静哉、風間元臣、亀田 實、木澤英雄、 
  後藤 勤、坂本堅一、佐藤昌二、伏木正起、米田保男、若松茂宏 

                                               (幹事:米田保男 記)
菜園での説明(グリーンマルチ他) ニンジンと玉ネギ苗床前で種蒔の極意伝達他
サトイモ 藁の代用「ワラシラズ」の利用例 第3菜園で「のらぼう 菜」等の説明
宇宙芋の全景、棚が崩れムカゴ見えず 宇宙芋のムカゴ(後藤撮影)

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