第9回茅ヶ崎地区家庭菜園研究会

平成22年 5月10日(月)

茅ヶ崎里山公園 参加者10名

顔の部分にマウスポインタを合わせると名前が出ます 敬称略
谷(やと)の家前で記念撮影
パークセンター前で、佐藤会員から説明を受ける

 本年最初の活動は、神奈川県立茅ヶ崎里山公園の見学と会員の情報交換を実施した。

 里山公園は茅ヶ崎市の北の端の芹沢にあり、藤沢市と接している。2001年10月にオープン。総面積30ヘクタールになるが、まだ開発中で、現在50〜60%が公開され利用されている。JR相模線香川駅から歩いても行けるが、茅ヶ崎駅よりバスで約20分。

 13:00公園入り口のパークセンタ−に集合。「茅ヶ崎里山公園倶楽部」で、市民ボランティアとして菜園指導を行っている佐藤会員に案内してもらう。里山倶楽部は幹事20人で運営し、「畑」「田んぼ」「雑木林」「竹林」などに分かれて活動していて、「畑」は約2000uあり、佐藤会員ともう1人の2人で担当。
 毎週水曜日と土曜日が活動日で、土曜日には会員の子供達が大勢くるので、サツマイモとかジャガイモ、大根、カボチャ、小麦、落花生などの植え付けを指導しながら面倒をみているとのこと。先週サツマイモ1100本の植え付けを実施した。11月に収穫し、石焼き芋にして食べさせたり、持ち帰らしたりするとのこと。里山祭りの世話など年中忙しく、ボランティアとはいえ、その活動に感動した。

 谷(やと)の家での休憩をはさんで、自然を十分満喫した約2時間の散策の後、パークセンターで、約1時間情報交換会を行った。

 情報交換会の主な内容は
 1)サツマイモの植え方:水平植えは3〜4つの節を植えこんだ後、強く土を抑える。通常この植え方が多く、収穫も多い。直立植えは、数は少ないが、大きいイモができる。
 2)坂本会長より、ナタ豆(鹿児島産の長いマメ)の種の提供があり、希望者は数粒ずつ貰った。
 3)インゲン等まめ類の種植え方について石射会員より説明あり。種を半日水に浸して播いたら100%発芽した。また、そら豆は通常2〜3粒だが、7〜8粒の種類がある。豆の大きさは小さめだが、効率が良い。希望者に種をあげるので、植えてみたらとのこと。
 4)米田幹事よりコンパニオンプランツ(植栽配置)について、資料をもとに説明あり。2種類以上の植物を近距離に植えて栽培。ともに助け合って互いに良い影響を与え合う共存する植物(共存作物)のこと。逆に混植するとマイナスの組み合わせとか、跡地での栽培が良くない野菜もある。野菜の相性に十分注意して植える必要があることが分かった。
 その他、いろいろな情報交換があった。

 17時より、茅ヶ崎駅前の居酒屋「道」で懇親会を行い、活発な情報交換と懇親が図られた。懇親会には鈴木清作さんと村上錠作さんも参加された。
 今回の参加者は、次の10名でした。
  坂本堅一、佐藤昌二、風間元臣、木澤英雄、伏木正起
  石射祥光、米田保男、岡本邦雄、後藤 勤、鹿島静哉
                   (写真撮影は米田保男さん)                             
                                              (鹿島静哉 記)
里山倶楽部「畑班」の見学 パークセンターで「意見、情報交換」の様子

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