愛地球博その他見学( 昭和34年入社同期会)

平成17年5月12日(木)〜13(金) 参加者12名

 昭和34年入社の13名は長浜樹脂から三菱樹脂への変換期とその後の高度経済成長期を頑張り抜いてきた仲間だ。全員まだまだ元気で、第2の人生を謳歌しながら「古希」を迎えようとしている。
 5月12日(木)12時30分名古屋駅新幹線北口に集合、9年振りの同期会のため遠目には誰だか判別できない人もいた。大名古屋ビル周辺の景観の変わりように驚く。
 タクシーに分乗して最初の見学先である産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)へ。ここはトヨタグループ発祥の地で、レンガ造り鋸屋根の旧豊田紡織本社工場の跡である。豊田佐吉の自動織機や自動車の展示がある。次の豊田美術館では豊田佐吉が蒐集し、自動機のヒントを得たカラクリ人形の数々を見学する。(写真)
 次に徳川美術館に廻り、尾州家初代義直から21代義宣までのゆかりの品と国宝源氏物語絵巻特集を見学した後、名古屋ドームの見える今夜の宿「愛知厚生年金会館」へ。
 6時頃より宴会。話題は専ら、入社当初の伊吹寮生活、集団赤痢での集団入院の話で持ちきり。9時から幹事部屋で2次会。お互いの現況について11時頃まで話し込む。
 5月13日は「愛・地球博」へ。地下鉄藤が丘駅からリニモに乗車。待望のリニモは通勤ラッシュ並みの混雑で、しかも空調が効かず汗だくになる。万博会場駅に到着するやいなや、走りだす人もいるが、北口ゲート開門は予定通り9時から。30箇所以上あるゲートで一斉に持ち物検査。水筒、ペットボトルは没収。金属探知機を無事通過してやっと館内へ。
 企業パビリオンゾーンの三菱未来館へ急ぐ。テーマは「もしも月が無かったら」。地球は8時間で自転してしまうであろう其の時を、大型スクリーンの迫力ある映像で見せてくれる。(写真)
 三菱未来館を出たところで集合写真撮影(写真)
 グローバル・ハウス「マンモスラボ」の時間指定予約券12枚を大変な努力で取ってくれた幹事に感謝。それまで自由行動となる。
 長久手会場のグローバル・ループは、自然の地形に適するように配置され、グローバル・コモンを結ぶ全長約2.6km、標準幅約21mの回廊で、自然環境に配慮した構造と、段差なども無くした、バリアフリーな回廊である。最も地面から高いところで約14mになる。(写真)
 センターゾーンにマンモスラボのあるグローバル・ハウスがある。
 企業パビリヨンゾーンBはトヨタ・日立・三井・東芝等人気館ばかりで、どれも40分以上の待ちになるのであきらめ、ほとんど並ばなくてもよい外国館グローバル・コモン1を巡る。(写真)(写真)
 長さ150m、高さ15mの世界最大級の緑化壁バイオラングの道を通りグローバルハウスへ。(写真)
 幅50m長さ2005インチの巨大スクリーンで現在の地球と人類の有様を映像で展示している。ベルトコンベアー(動く歩道)に乗ったまま約18000年前のマンモスの冷凍状態を見学する。
 昼食は世界各国の料理が楽しめる「ワールドレストラン」で、芝生のグリーンと晴れ渡った青空「愛・地球広場」を眺めながらビールで乾杯。(写真)
 午後は自由行動で、そのまま流れ解散と決まり、「名古屋TVスタジオ」をバックに愛地球広場で集合写真を撮る。(写真)
 午後は地元幹事岸川氏の案内でインド館でレトルトカレーを買い、カナダ館でカナダの四季の映像を見て、20分程度の並びでアメリカ館へ。
 アメリカ館のテーマは、「フランクリン・スピリット」。雷から電気を取り出した発明家であり、企業家、開拓家として知られるベンジャミン・フランクリンの生誕300年を記念した展示である。
 エントランスを入ると、夏雲の映写とフランクリンが雷から電気を取ったカイト(凧)が頭上に吊られている。雲が投影されたトンネルを入っていくと、空には嵐が接近してきて、フランクリンの発明の一部を見ることができる。火星探査機・ライト兄弟・液体水素電池などの映像もある。
 グローバル・ループには@グローバル・トラム(写真)A人力車自転車(写真)Bキッコロ・ゴンドラ(写真)など、いろいろな移動手段がある。
 最南端のイギリス館は花が一杯(写真)、ロシア館にはマンモス象の標本があり、マンモスラボの骨格と同じ。(写真)
 歩き疲れて南駅よりキッコロ・ゴンドラ600円に乗り、風景写真を撮りながら北駅へ。
 地元の皆さんは22時まで見ると張り切っていたが、私は元気な皆さんと別れ、仙台に帰る山本泰三君と17時ごろ中央本線経由で名古屋へ。
 名古屋の世話役の皆さんに感謝します。ありがとうございました。 (参加者:12名:岸川、中島、丸山、岡田、鳥居、伊藤、渡辺、市村、宮武、日高、石橋、山本)
 写真提供:中島次郎 (石橋正康 記) 
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