相川武夫さんが第26回ハクバ会展に出展

平成23年12月5〜10日 於、東京日本橋室町「室町ギャラリー」


 第26回「ハクバ会展」が、平成23年12月5日(月)から12月10日(土)まで、日本橋室町にある「室町ギャラリー」で開催されました。
 曇天の肌寒い中日過ぎの午後出かけた。地下鉄から路上に出ると、コートの襟を立てて足早に歩いている人が多く見受けられる。
 昨年とは場所が変わったこともあり、頂いたハガキを片手に、平成22年開業の「コレド室町」にほど近い画廊を探す。画廊前の路上に「ハクバ展」の案内板が目に付く。
 展示会は、当初は11月上旬を予定していたが、初めての画廊と齟齬があり、12月に変更になり、来場者に迷惑をおかけしたとお聞きしました。
 明るい部屋には、10名・26点の絵画が、工夫を施して展示されている。
 展示作品には、相川さんの作品と並んで、長浜市在住のOB会員の笠原一郎さんの作品も展示されている。3度目の出展。

 相川さんの作品は、仲間と行った群馬・宝川温泉「秘湯の印象」、静物「カラー」、住まいの近くの田園風景「私の散歩道」の3点。

 笠原さんの作品は、近江八幡市の運河「八幡堀」、郊外に見られる「畑の棚田」の2点です。

 展示作品の中には、「東日本大震災」の津波の状況を、漢詩を添えて描いた作品も見られました。
 相川さんと、歓談している間にも、出展者やその知人・友人とおぼしき人たちが、入れ替わり出入りしている。
 ハクバ会は、来年・平成24年には創立30年になるとお聞きしました。さらなる発展を祈りながら画廊を出る。路面はいつしか降り出した冷たい雨に濡れていた。
                               (吉井 靖 記)
群馬・宝川温泉「秘湯の印象」 相川武夫さん作品 「私の散歩道」 相川武夫さん作品
静物「カラー」 相川武夫さん作品 近江八幡市の運河「八幡掘」 笠原一郎さん作品
「畑の棚田」 笠原一郎さん作品

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