相川武夫さんが第27回ハクバ会展に出展

平成24年10月22〜27日 於、東京日本橋室町「室町ギャラリー」


 第27回「ハクバ会展」が、平成24年10月22日(月)から10月27日(土)まで、日本橋室町にある「室町ギャラリー」で開催されました。

 寒冷前線が通過して荒れた日の翌日、秋晴れの午後に出かけました。
 強い日差しの中、JR日本橋駅から人の流れにそって、日本橋「コレド室町」に向かって歩きます。
 昨年と同じ画廊です。見慣れた部屋には、8名・27点の絵画が、ほどよく展示されています。展示室には、相川さんの作品やOB会員で長浜市在住の笠原一郎さんの作品も展示されていました。

 相川さんの作品は、群馬・棚下地区を、利根川に架かる上越線の鉄橋を配して描いた「利根の流れ」、横浜の住まいの近くを、熱帯産の半つる性花木・アブチロンを配して描いた「散歩道の恋人」、カメラで撮った植物・なでしこを、拡大して描いた「魔性」の3点です。なお、後者2点は、新しい試みを取り入れた作品と伺いました。
 笠原さんの作品は、巨大な花崗岩が木曽川の激流で刻まれてできた自然の彫刻を描いた「寝覚の床(長野)」、木曽地域を中心に飼育されている日本在来種の馬を描いた「木曽馬」の2点です。

 相川さんと話しているところにOB会員のKさんが見えました。この会での出会いは3度目、双方奇遇に驚く。しばらく3人で歓談後、出展者やその知人・友人とおぼしき人たちの来たところで、盛会を祈りながら画廊を出ました。

 本年10月1日に復元・公開された東京駅赤レンガ駅舎を、大勢の乗降客、観光客や買い物客に混じって眺めてきました。ここで女優の藤原紀香に出会う。綺麗でした、余談。
                                (吉井 靖 記)
「散歩道の恋人」 相川武夫さん作品 「寝覚の床(長野)」 笠原一郎さん作品
「魔 性」 相川武夫さん作品 「木曽馬」 笠原一郎さん作品
「利根の流れ(棚下地区)」 相川武夫さん作品

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