相川武夫さんが第29回ハクバ会展に出展

平成26年11月3〜8日 於、東京日本橋室町「室町ギャラリー」


 第29回「ハクバ会展」が、平成26年11月3日(月)から11月8日(土)まで、日本橋室町にある「室町ギャラリー」で開催されました。

 台風20号が通過した翌日、秋晴れの午前に出かけました。
 地下鉄三越前駅から地上に出て、暖かな日差しの中、日本橋「コレド室町」の東側に位置する「室町ギャラリー」向かいます。
 平成23年からこの画廊です。
 部屋には、出品者・8名の絵画が展示されています。相川さんの作品と長浜市在住の笠原一郎さんの作品は並んでいました。
 
 相川さんの作品は、群馬・榛名山を遠景に、吾妻川の渓谷を中ほどに、田畑を手前に配して描いた「故郷の印象」、
 秩父・甲武山を遠景に、今でも採掘が続いている石灰岩の山肌を中ほどに、芝桜で有名な羊山公園を手前に配して描いた「故郷の風景」と、
 庭木や街路樹として用いられる、ハナミズキの冬芽(トウガ)・花芽(ハナメ)を少し拡大して描いた「こんにちは」の3点。
 笠原さんの作品は、滋賀県の指定天然記念物になっている、菅原道真が手植えしたと伝えられる二本のケヤキを、
 山門を中央に配して描いた「菅山寺山門」です。

 相川さんは、題材を求めて1時間から1時間半位車を走らせることもあるようです。
 そんなお話をしている所に、OB会員で過去に出品されたことのある、ご主人の奥さんと娘さんがお見えになりました。
 四人でお元気だった頃のご主人を偲んで懐かしくお話をしばらくしていましたが、
 出展者やその知人・友人とおぼしき人達が来たところで、盛会を祈りながら画廊を後にしました。
 
                                          (吉井 靖 記)
「故郷の印象」 相川武夫さん作品 「こんにちは」 相川武夫さん作品
「故郷の風景」 相川武夫さん作品 「菅山寺山門」 笠原一郎さん作品

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