大阪支部第25回樹楽会

二上山(にじょうざん)

平成19年5月 2日(水) 参加者 15名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
奥院ボタン園にて記念撮影
二上神社口駅前にて


 「二上山」行きは、過去2回雨天に崇られ中止になっており、今回が3度目の挑戦となった。
 降雨確率はクリヤしたものの、朝から曇天、奈良の予報は午後50%である。
 集合場所Tの「近鉄・阿倍野駅」に11名、集合場所Uの「二上神杜口駅」に4名、計15名が集合。
 まず、二上山「雄岳」(517m)を目指して出発。 ダラダラの登山道を登ること約1時間で頂上到着。 山頂には古代悲劇の死を遂げた大津皇子(天武天皇の第3皇子)の御陵がある。
 暫時休憩後、10分で「雌岳」(474m)に到着後、昼食。 三等三角点と日時計のある山頂からは、奈良側の眺めがよい。 市街地と田園が交錯する大和平野に「畝傍山」、「耳成山」、「天香具山」の大和三山が浮かんで見える。
 次の目的は、東へ降りて「當麻寺」(たいまでら・真言宗)。 ここは中将姫伝説で有名であり、姫が蓮糸で織ったと伝えられる「綴織當麻蔓茶羅図」は国宝。 また、「東塔」、「西塔」の二つの三重塔があり、奈良末期のままの東塔と西塔が共に現存するのは国内唯一という。
 當麻寺は「牡丹」で有名であり、「奥院」(正確には京都知恩院の奥院で、宗派は浄土宗)の浄土庭園に入園し、やや盛りを過ぎていたが、多彩な牡丹の花と、はしりの石楠花を観賞した。
 當麻寺巡りについては、隣接の広陵町在住の中谷昌弘氏ご夫妻に多大なお世話になり、あまつさえ帰路乗車駅で「中将餅」までお土産をいただくなど、恐縮かつ感謝の一日であった。
 恒例により、阿倍野の中華料理屋で、盛大に反省会を実施し、散会した。
   参加者は次の15名でした。
  岡本益弘、奥田公具、押切 繁、鈴木睦子、内藤次生
  中谷昌弘、中村利之、平井 穣、福井 久、松本 弘
  松本一子、南 博子、山口 滋、山口陸雄、吉田康子
                                          (山口 滋 記)

二上山雄岳山頂「大津皇子」御陵にて 二上山雌岳山頂にて

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