大阪支部第51回樹楽会

奈良高畑ハイキング

平成25年9月25日(水)   参加者 12名

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
入江泰吉記念奈良市写真美術館前にて記念撮影

 最高気温が30度を超える暑い日でした。
 近鉄奈良駅前、行基菩薩様の噴水前で10時30分に待ち合わせ、興福寺と猿沢の池の間を通り、奈良公園に入ります。
 約20分で、鷺池の浮見堂に到着しましたが、偶然、結婚式の花嫁、花婿さんが写真撮影をされており、多分奈良ホテルでの挙式かと想像しながら、春日大社へ向かいました。
 春日大社は、世界遺産に登録された藤原氏の氏神様です。平成27、28年の第60回式年造替を控えて工事中でしたが、参拝後、ささやきの小路を通り、文豪志賀直哉の旧居を横に見ながら、暫時休憩の後、白毫寺を目指しました。
 新薬師寺の横を通り、山の辺の道に入りますと、田園風景に変わります。
 能登川の清流を渡り、少し登り道になりましたが、萩の花を見ながらなんとか階段を上り切り、白毫寺に到着しました。
 白毫寺は、天智天皇の第七皇子の志貴皇子の離宮跡の古刹で、奈良盆地が一望に見え、「五色椿」でも有名で、当日は可憐な白と紫の萩の花が印象に残りました。
 暫時休憩の後、附近の公園で昼食としました。その後、山の辺の道を引き返して、入江泰吉記念奈良市写真美術館に到着、見学組と喫茶組に分かれましたが、再度奈良公園を経由して近鉄奈良駅まで歩き、解散となりました。
 約10kmのハイキングで、健康的な一日でした。なお、9名は、16時頃まで二次会を行いました。お疲れ様でした。

 *今回は、奈良高畑にお住まいでした数学者岡潔先生と、雪の研究で有名な中谷宇吉郎さんの連句を披露します。(岡潔著:「春宵十話」より)
   “初秋や 桶に生けたる 残り花”(中谷宇吉郎)
    “西日こぼるる 取り水の音” (岡潔先生)

 参加者は、次の12名でした。
  尾崎 明、押切 繁、鈴木睦子、平井 穣、福井 久、松尾善三郎 
  松野 敏、松本 弘、松本一子、南 博子、山本憲一、吉田康子
                                         (松尾善三郎 記)
奈良公園内、浮見堂にて 白毫寺にて
白毫寺山門付近の萩

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