長浜支部見学会
くすりについて学ぼう
内藤くすり博物館・薬草園
平成20年11月18日(火) 参加者 17名
( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
博物館玄関前にて記念写真
博物館内展示
朝晩の冷え込みも増し、急に冬模様となった11月18日、JRで米原、大垣と 乗り継ぎ岐阜駅へ、ここでチャータしたバスに乗り木曽川の中洲ともいえる エーザイ川島工園にある、内藤くすり博物館・薬草園に向う。
この工場は敷地面積14万坪を有し、公園工場を意図している。 映画「水、森、人の物語」で一般的工場案内の後、案内人とともに工場見学を行う。
この工場では、合成薬27種の製造包装を行っている。製薬会社のため、セキュリティは 厳重で、また、衛生面も非常に気を使っていることがうかがえる。
アルツハイマー治療薬(予防薬ではない)も生産しており、物忘れの多くなった我々 OB世代には興味を引くものがあった。
工場棟を出て、工園内にある日本庭園を散策する。池泉回遊式の本格的日本庭園で 見応えのある見事なものであった。
昼食は来客用に用意された「薬膳弁当」をいただく。 食した黒米、菊花、ボウフウの茎と葉、長芋、党参、紅花、ウコンなどについて効能が リーフレットに記されていた。
午後から博物館の見学、くすりの歴史、漢方薬、西洋医学との結びつき、古くからの くすり販売のために掲げられた見ごたえのある看板などを見学する。
この館の中に健康測定器具が設置されており、体脂肪、握力、骨強度etc・・・。 中でも興味を引いたのが”脳年齢測定器”。この機械に挑戦し、実年齢よりかなり若いことを 喜ぶ方々の満足顔に接することができた。
また、認知症に関するコーナーも設けられており、身近な問題として興味深く見学した。 続いて薬草園を案内していただいた。300種以上の薬草を栽培しているとのこと。
栽培しやすいウコンの説明に続き、ヤーコン、クコ、ハバネロ、ナスタチューム、カカオ など、なじみのものとともに、珍しい”ミラクルフルーツ”を紹介された。
これは、食するとすっぱいレモンなども甘くなるということで話題になったもの。 ちょうど、実の付いている時期で、案内者が特別に我々に一粒づつプレゼントしてくれた。
都会地区で一粒600円程度で販売されていると聞き、驚きと感謝の声が発せられた。 ミラクルフルーツのおみやげをいただき、薬草園の見学を終了。
再び、バスで岐阜駅に。ここで恒例の懇親・反省会を行い、16時過ぎの電車で帰途に着いた。
今回の参加者は、次の17名でした。
磯田 智、梶 道信、北村柾美、北川浩生、雲出誠一、後藤健二、堤 賢三、外海金太郎
富岡秀雄、中嶋 清、西沢芳朗、服部重受、広瀬 毅、古道裕二、森 隆男、森川栄壽
世森幹治
(磯田 智 記)
工園内の池泉回遊式日本庭園
薬草園の案内(ウコン)
ミラクルフルーツの実
病魔を防ぐ神獣”白沢”
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