長浜支部「第28回歩こう会」
山門水源の森と山門湿原の散策
平成26年 5月30日(金) 参加者 20名
(顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
山門水源の森入口にて記念撮影
山門水源の森MAP
今回は、自然に接し自然を満喫することにして、山道でもあり少し厳しい行程になるかもと予想し、@健脚組(森コース11km)A一般組(湿原コース10km)の2コースを設定した。
幹事の予想に反し、希望者は健脚組がほとんどとなり、しかも最近にない大勢の参加希望者となった。
出発前に、一般組3名の了解を得て、全員健脚組コースとした。
滋賀県の北端「山門(ヤマカド)水源の森、山門湿原」は「水源の森100選」にも選定された場所で、滋賀県の公有地となっている。
入口の管理棟「やまかど・森の楽舎(まなびや)」で、パンフレットと引き換えに入山料を支払い、いよいよウオーク開始。
最初は、水源の名のとおり渓流に沿った比較的なだらかな山道を登る。
視界が開けて、右手に広い湿原がひろがる。尾瀬沼を想定していたが、今は野草・樹木の花もほとんどなく、新緑の鮮やかさが目にしみる。
やがて湿原コースと別れ、急なのぼり坂もある山道へ。
ブナ林の南限ともいわれるブナの森を休み休み頂上へ。
守護岩と称される“しめ縄”を施した標高512mの頂上。
小休止と記念撮影を行い下山開始。途中、琵琶湖・伊吹山も見えると言われる眺望のよい場所で昼食。
(残念ながらこの日は黄砂の飛来か視界は良くなかった)
南方系のアカガシ林としては、北限ともいわれるアカガシの森を通り下山。
貴重な森を、森林浴を兼ねながら観察ができ、健康増進とともに充実したハイキングになったと思われる。
貴重な草花や動植物にめぐり合うことができなかったのが心残りであった。
帰りは湖西線の永原駅まで歩く。
途中、「北びわこ観音の里」・多くの観音像の一つ、今春東京芸術大学の美術館に出展展示された多数の観音像の一つ、重要文化財にも指定されている平安時代後期の作で、一木造りの和蔵堂(善隆寺)十一面観音立像を、住職の丁寧な説明をうけながら拝観。
湖西線・北陸線を乗継ぎ帰途へ。
長浜駅近くで、恒例の有志による懇親・反省会を行い、次回の再会を期して散会とした。
今回の参加者は、次の20名でした。
磯田 智、大岡弘和、大村元孝、片岡幹亘、岸本一郎
北村柾美、木下勝康、後藤健二、鈴木健治、直井一博
中川 正、中村利之、西沢芳朗、西島藤夫、野呂忠章
溝口厚雄、松宮正之、松宮瑞穂、森川栄壽、安野孝美
(磯田 智 記)
ブナの森の木々
山頂512m守護岩にて
山門湿原
東京芸術大学美術館にも出展された重文の十一面観音
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