長浜支部第35回歩こう会
歴史をしのんで宇治、伏見を歩こう
平成29年11月21日(火) 参加者 15名
(顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます)
喜撰橋にて集合写真
後列左から:矢野彰毎、鈴木健治、柴田喜三、杉原謹吾、金澤淳三、松宮正之
中列左から:野呂忠章、西沢芳朗、馬場智章
前列左から:磯田 智、森川栄壽、岩根信次、木下勝康、直井一博、後藤健二
長浜支部29年度秋の歩こう会は、当初の予定日は雨で中止。
予備日の11月21日(火)晴天下での開催となりました。
参加者が当初の21名よりも減ったのが残念でしたが。
9:55JR宇治駅に15名が集合、幹事の挨拶、準備体操などを終え出発。
宇治と言えば世界遺産の平等院ですが、「みんな行っているから予定外」とのことで
垣根沿いの道から鳳凰堂を眺めて平安貴族の栄華を偲びました。
琵琶湖の増水で勢いよく流れる宇治川(朝霧橋)を渡り「宇治上神社」に参拝。
応神天皇を含む三神を祭神とされる本殿は、平安後期建造の国宝で現存最古の神社建築です。
源氏物語宇治十帖「早蕨」の巻にちなんで名づけられた「さわらびの道」を進み、
源氏物語ミュージアムと今が盛りの紅葉を横目に歩き、
京阪宇治駅から桃山南口駅へと電車で移動。
伏見桃山陵(明治天皇陵)を目指し宮内庁管理地の緩い坂を上り、
ほどなく230段の石段下に到着。
幹事より「石段を上るか、迂回路の坂道のどちらかで・・・」の問いに
80代のお二人から「石段」の一言で決定。
御陵は「上円下方墳」で下段は1辺約60m、上段の円丘はさざれ石で葺かれており、
その大きさや眺望の良さに感じいりながらの昼食でした。
御陵近くの伏見城本丸跡や石垣の残石などに当時を偲びつつ緩やかに下り、乃木神社参拝。
明治維新の激戦地「御香宮神社」の参拝もそこそこに坂本龍馬ゆかりの旅籠「寺田屋」へ、
「お龍の入ってた風呂はどこかな?」とつぶやく人も建物(焼失再建)を外から観るのみ、
次々訪れる龍馬ファンの切れ目を狙って慌ただしい記念撮影でした。
江戸時代、船着場として賑わった「京橋」から宇治川派流の川岸に下り、
高瀬川を開削した豪商角倉了以の顕彰碑や宇治川本流と派流、
高瀬川の説明版(地図)で理解を深め、最終目的の「月桂冠大蔵記念館」へ、
急に足どりの軽くなった人を先頭に入館しました。
伏見の酒造業として380年の歴史を語る酒造設備などの展示室を巡ると「きき酒処」、
3種の試飲で早速に買う人も。
全員お土産(180ml)を頂き、平安時代と幕末前後をしのぶウォーキングは、
幹事さんの御苦労に感謝しつつJR桃山駅で15:15解散しました。
(歩行距離12km弱でした)
出席者は、以下の15名でした。(敬称略)
磯田 智、岩根信次、金澤淳三、木下勝康、後藤健二、
柴田喜三、杉原謹吾、鈴木健治、直井一博、西沢芳朗、
野呂忠章、馬場智章、松宮正之、森川栄壽、矢野彰毎
(馬場智章 記)
伏見桃山陵の階段に挑む面々
昼ごはん
伏見桃山御陵にて
寺田屋の旅籠にて
街角の画家と懇談
月桂冠大倉記念館にて
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