第9回OB会作品展

横浜市:神奈川県民ホール第一展示室

平成21年2月24日(火)〜3月1日(日)

(顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
出展者の皆さん
会場風景

 第9回OB会作品展は、例年どおり神奈川県民ホールで、2月24日(火)から3月1日(日)までの6日間開催された。

 出展者は、絵画部門が12名で作品が34点、写真部門が11名で作品が34点。絵画部門および写真部門ともに出展の常連が減り、刺繍、篆刻など彩を添えるものもなく、若干心配されたが、参加された皆さんが絵画部門、写真両部門、ほぼ同数で多くの力作を出展され、心配も杞憂に終わり、盛況裡に終了した。

 入場者は、時計回りに会場を回られる方が多いため、入ってすぐ左側の写真部門の展示が先ず目につく。日本写真家連盟のメンバーである青山さん、永松さん、吉井さんの3人の作品が並んで展示され、刻々と変わる山々あるいは、岩壁の表情が見事に写されている。また、昨秋初めて開催された東西合同撮影会の際に湖北・湖東にて撮られた作品が数多く展示され、今後の発展を予感させる力作ぞろいである。

 絵画部門では、平松さんの油絵3点、とくに、題名「ひととき」の婦人画が来場者の目を引く。奥さんの風景画3点に感銘を受ける方も多く、小品ながら伊吹山の光る残雪が印象に残る。また、宮武さんの水彩7点、初めて出展された南野さんの油絵1点なども絵画を十分に堪能させてくれる。

 女性陣では、加藤さんの植物画2点、金井さんのパソコン画2点、前田さんの水彩3点および山崎さんの写真2点が展示され、雰囲気を盛り上げている。

 今回は、展示期間が6日間と短く、おまけに天候不順で雨の日が続き、来場者は伸び悩み、最終的に来場者数は500人を割った。来場者皆さんの印象は概して好意的で、回を重ねるにつれ作品のレベルが上がっており、次回も見に来たいという声が強かった。

 来年も、ほぼ同じ時期に第10回OB会作品展が開催される。今回出展されなかった常連の方々の参加およびOB会新規加入者の参加を期待するとともに、手工芸品、篆刻など作品展に一層の彩を添える作品の再登場を待ちたい。
                        (柳澤知男 記)

会場風景 会場風景

作品一覧 
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相川武夫油 絵小さな旅−T
油 絵小さな旅−U
梅津征英油 絵アマリリス
油 絵ジャーマンアイリス
油 絵カラー
油 絵ノーゼンカツラ
奥 宗治油 絵静 寂
油 絵晩 秋
油 絵残 雪
加藤 進水 彩緑 陰
水 彩母の時
加藤節子植物画ワレモコウ
植物画オキナグサ
金井ヒロ子パソコン画あ!魚だ!
パソコン画うわさ好き
下瀬英樹水 彩都筑の緑道・紅葉1
水 彩都筑の緑道・紅葉2
水 彩伊豆・城ヶ崎海岸
水 彩城ヶア・門脇灯台
日高晃一油 絵石畳(大浦地区)
平松 久油 絵アヌシーのリル宮殿
油 絵ヴェネチアのとある運河
油 絵ひととき
前田幸子水 彩Yの肖像
水 彩 靴
水 彩薔薇の花
南野彰宏油 絵箕面川
宮武正浩水 彩初冬のん三渓園
水 彩冬のいたち川本郷橋周辺
水 彩建長寺山門
水 彩建長寺正統院
水 彩建長寺山門・正統院
水 彩玉 葱
水 彩瓶と桃
青山新太郎写 真ザイオン2景:巨大な屏風 
タワーズ・オブ・ザ・バージン
写 真ザイオン2景:二色の岸壁
写 真芽吹きの頃
久保秀雄写 真欧州3景
写 真紅彩回天
鶴岡英雄写 真早 春
写 真紅葉襲
写 真桜真っ盛り
永松啓至写 真幽 境
写 真涌 雲
写 真湖 秋
橋本志眞彦写 真躍 動
写 真静 寂
写 真山寺深秋
廣江昭道写 真グランメールジェニー
写 真ガーデンパーティ
写 真古 径
柳澤知男写 真寒湖夕光
写 真林間紅彩
写 真池畔の春
山崎 勲写 真越代の桜
写 真ジンダイザクラ
写 真スポット光
山崎公子写 真赤いトラクター
写 真わに桜
山本 猛写 真野火止の恵み
写 真紅葉を踏んで
写 真歴史を刻む
吉井道郎写 真厳冬の嶺:笠が岳
写 真遠い春:鹿島槍ヶ岳・五竜岳
写 真色模様
   
   

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