第27回「四季の彩り」写真展

永松啓至さん、吉井道郎さんが出展

平成26年1月10〜16日  於、東京六本木・富士フイルムフォトサロン

第27回「四季の彩り」写真展ポスター

 第27回「四季の彩り」写真展が、平成26年1月10日(金)から1月16日(木)まで、六本木・東京ミッドタウンにある「富士フイルムフォトサロン」で開催されました。

 気温7.5℃、晴天の午後に出かけました。日比谷線・六本木駅を出て交差点を渡り、交番の前を外苑東通りを北に向かってしばらく行くと、「富士フイルムフォトサロン」のある東京ミッドタウンが右手に出ます。
 会場に入ると、寒さを忘れるように、大勢の愛好者が目に入ります。会場のスペース1、およびスペース2の内には個人や仲間数名の人達が鑑賞しています。高齢の女性や男性が多数目につきますが、若い人も見受けられました。そんな人たちに交じって鑑賞しました。

 明るい部屋には、春・夏・秋・冬を撮った写真、講師4名と日本写真家連盟の会員の165点が、四季の順に分けて展示されています。
 隣接するミニギャラリーには、第3回公募展の入選作品50点が展示されています。
 会員の永松さんと吉井さんが出品されており、スペース2の左手壁面に永松さんの作品が、向かい合う右手壁面裏・通路側に吉井さんの作品が、展示されています。
 永松さんの作品は、山梨県道志村で撮った「秋彩」、秋季のもみじを撮った作品。山中の赤く色づいたもみじと、黄色に色づいたもみじが繁る森林、静寂な中、谷川のせせらぎが・・・。

 吉井さんの作品は、北海道釧路市阿寒町で撮った「光芒」、樹枝に水蒸気や霧が凍り付いてできた霧氷を逆光で撮った作品。樹木が光を発しているような不可思議で、幻想的な光景が・・・。

 この写真展は、いつもながら被写体や場所の選定、構図の特定、シャツターチャンス等など、撮影者の苦労が思い起こされる作品が多いです。

 暖房の効いたビルから外に出ると、いっきに寒さが身に沁みます。人の群れに交じって日比谷線・六本木駅に足早に向かいました。
                                                     (吉井 靖 記)
「秋 彩」 山梨県・道志村 (永松啓至さん作品) 「光 芒」 北海道・釧路市阿寒町 (吉井道郎さん作品)

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