平成20年OB会定期総会報告

 平成20年5月23日(金)長浜工場
 

総会始まる

鳥居会長がご挨拶

岩田常任幹事が会務報告

総会風景

中村長浜工場長が経営概況説明

商品開発研究所見学

懇親会で、吉田社長がご挨拶

出席者の最長老加藤敏雄さんの乾杯の音頭で開宴

                 

 OB会定期総会報告
  平成20年5月23日(金)
  長浜工場・「商品開発研究所3階会議室」
  総会 出席者95名
  司会進行 岩田常任幹事

 [1] 鳥居会長挨拶

 今年は、ここ長浜工場において、総会を開催いたしましたところ、95名の会員のご参加を賜り、ありがとうございます。
 午前中には、有志のボランティアガイドにより、22名の方が湖北の竹生島を観光されました。

 さて、三菱樹脂は4月1日より、三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資、三菱化学エムケーヴィ、三菱化学の機能製品分野を含め、新三菱樹脂としてスタートしました。
 本社は、丸の内の三菱ビルから日本橋に移りましたが、三菱樹脂ビルとして統合された姿となりました。 資本金215億円、従業員数約6800名で、5つの事業部門、17の営業拠点、12の生産拠点を持つ大会社になりました。今後の、益々の発展を祈念いたします。

 また、長浜工場の創立時の南工場の跡地には、このような立派な商品開発研究所が建ち、まことに心強い次第です。
 新三菱樹脂になりましたが、OB会の今後の運営につきましては、今しばらくは従来どおりで参りたいと思っています。

 なお、原田浩次さんには、OB会幹事として、8年間の長きに亘りOB会の発展にご尽力願ってきまして、大変感謝を申し上げますが、今総会にて退任されることになり、その後任には佐藤 勇さんにお願いすることと致しましたので、後刻、ご承認のほどお願い申し上げます。

 結びに、本総会にあたり、三菱樹脂社ならびに関係会社各位より、ご祝儀を頂戴しましたことをご報告し、各社に厚くお礼申し上げます。

 [2] 会務報告 岩田常任幹事
 1)物故会員報告
   昨年度は14名の物故者がおられ、その御霊に全員で黙祷しご冥福を
   お祈りした。
 2)傘寿お祝い贈呈報告
   3名の方にお祝いを贈呈した。総会ご出席の立石 尭氏に全員拍手を
   もってお祝いの意を表した。
 3)会員現勢報告
   平成20年3月末現在会員総数は641名、内新入会員28名。
 4)平成19年度OB会決算報告
   平成19年度定期総会収支決算報告。OB会基金決算および予算報
   告。
   平成20年度OB会予算説明。
 5)谷口会計監事から監査報告
 6)役員改選の件
   神尾 章氏が顧問に就任
   原田浩次氏が幹事を退任され、代わって佐藤 勇氏が幹事に就任
   された。
 7)前記の決算、予算、役員改選の諸議案について出席者全員異議なく
   ご承認を得た。

 [3] 商品開発研究所見学
 総会開催に先立って、商品開発研究所見学会が行われた。研究所ショールームを見学し、研究所幹部から詳細な説明を受けた。

 [4] 新三菱樹脂会社概況説明 
 総会終了後、中村健次長浜工場長から、新三菱樹脂社の会社概況、企業理念・企業ビジョン、経営方針、経営重点課題、中期経営計画などについて、詳細な説明があった。  

懇親会(北ビワコホテル「グラツィエ」) 出席者96名 
 司会進行 森川長浜支部長

 開会挨拶 鳥居会長
 吉田新社長はじめ会社幹部の皆様には、わざわざご参加をいただき、誠にありがとうございます。
 本日は、OB会総会の後、中村新長浜工場長から、新三菱樹脂の話を詳細にお聞きしました。非常に心強く感じた次第でございます。
 新三菱樹脂の、これからの一番の課題は、やっぱり、各社のメンバーがいかに融和するかということだと思います。
 融和をするのには、定石がございます。一番いいのは、合宿をして、酒を飲んで、一緒に暮らすというのがいいのですが・・・。
 これから、われわれの懇親会も、同じように会員相互の融和をはかるように、有意義に過ごしていただきたいと思います。

 吉田 宏社長ご挨拶
 4月に社長を拝命しました吉田でございます。
 まずは、今日、私どもをお招きいただきましたことを、厚くお礼申し上げます。
 そして、OB会の皆様には、昨年平塚で、ちょうど1年前にお目にかかりました方がたくさんいらっしゃいますが、元気な皆様のお顔を拝見して、非常にうれしく思います。

 4月1日に、本社で、新社発足会なるものをやりました。そこで、キーワードとしていろんなことを申し上げました。
 OB総会後、中村長浜工場長から、詳細な説明があったと思いますが、中村工場長が言わなかったであろうことを、1つだけ申し上げますと、顧客の皆さんが、おそらく心配されることがあるだろうと。旧三菱樹脂から、規模がおよそ倍になったわけですが、お客の皆様が心配されることは、会社が大きくなったために、動きが遅くなって、サービスも、それから、いろんな開発もスピードが鈍るのではないか、「意思決定」もですね。やっぱり、それが一番懸念されるのではないかと、私自身も思っておりますので、4月1日には、「とにかくスピーディーな、スピード経営を目指します。」と、社内で皆さんにお約束をしました。
 そのためには、権限委譲も必要でしょうし、あとは、鳥居OB会長も言われたように、ノミュニケーションをやる、コミュニケーションとノミュニケーションで、常日頃からいい環境を作っておけば、「スピード、意思決定も早くできるし、お互いの考えていることもよくわかる。」、そのようなことを申し上げました。

 もう1つは、「失敗することを恐れないでチャレンジしてください。少々の失敗は許容します。」とまで、言ってしまいましたので、後でいろいろひんしゅくを買いました。社長が言うのはいいけれど、失敗だらけだったら、どうするのかと言われました。
 私自身も、30数年の間にだいぶ失敗もしてきました。ただ、「そこから得るものを必ず得て、チャレンジする精神を忘れない。」ということでやってきましたし、皆さんにもそういうことでお願いしたいと思います。

 まあ、数字的には、三菱ケミカルホールディングスの完全子会社になりましたので、かなり厳しいミッションをいただいておりまして、5年後には、売上高5000億円、利益は500億円、これをコミットしろと、言われております。  これは大変なことでございまして、足元を考えますと、目がくらむようなアゲインストが吹いておりますが、それでも、目標・スローガンに掲げましたように、「融和・結束」、そして「発展・加速を」という合言葉で、頑張っていきたいと考えております。
 どうか、諸先輩の皆様方の、変らぬご厚情を賜りたいと思います。

 乾杯・懇談
 参加者最長老の加藤敏雄様のご発声で乾杯し、懇談に移った。

 中締
 長浜支部会員を代表して、青山敏雄様のご発声により、新三菱樹脂社ならびにOB会のさらなる発展を祈って、三々7拍子でお開きとなった。

 総会and/or懇親会出席者 (102名)
(会社)吉田 宏社長、中西英二常務、中村健次長浜工場長、小花秀一長浜工場総務部長
(本部)鳥居正義会長、高橋義衛顧問、宮部義一顧問、菅澤武彦顧問、神尾 章顧問、井伊國裕、井東政蔵、岩田幸三、大庭忠利、加藤 進、坂本堅一、佐藤昌二、谷口勝利、徳光文穂、野中矩仁、原田浩次、平松 久、平盛秀正、藤井正敬、藤原志朗、宮下和久、村田謙四郎、山口 一、山本 猛、山谷章浩
(長浜)青山敏雄、磯田 智、井上 豪、岩根信次、氏原建二、大竹欣祐、大村元孝、大西義夫、大辻一紘、尾本光弘、梶 道信、金澤淳三、神部勇作、北村柾美、北川久男、木下勝康、草野政蔵、草野康雄、雲出誠一、後藤健二、小林一好、佐伯清忠、品川泰之、清水 博、下田篤生、高山栄司、立見安弘、立石 尭、田辺太美雄、堤 賢三、外海金太郎、富岡秀雄、中嶋 清、中村利之、中山 勉、西川多気夫、西堀和弥、野田和久、野呂忠章、橋本 健、橋本泰典、広瀬 毅、広瀬洋造、福原 清、藤居勇治郎、藤田 稔、溝口厚雄、宮澤 勉、武藤 実、森川栄壽、森 隆男、山田孝夫、世森幹治
(大阪)岡本益弘、奥田公具、加藤敏雄、西本郁夫、平井 穣、福井 久、宮本二四彦、山口 滋、山本 功
(名古屋)伊藤 壽、高橋恭明、谷口厚生、中島次郎、速水幹男、円山普薫、森田 明
(九州)川野秀正、菊浪義信、柴田壽一、相馬義一  

北ビワコホテルでの懇親会風景

退職後はじめて再会の人もいた

久しぶりの再会で話も弾む

青山敏雄さんのご発声で中締め

 
竹生島観光
 総会に先立って行われた竹生島観光の様子を、下記のとおりご報告します。

 竹生島観光は、本部9名、名古屋1名、大阪2名、九州2名、長浜8名 合計22名の参加。
 長浜支部のガイド3名の案内で、古来より信仰の島として多くの貴族・武人にも崇められた竹生島を観光した。
 10時15分、長浜港を出港、天気も良く波もない湖面を静かにクルーズし、竹生島へ。
 下船後、拝観入り口にて記念撮影。 165段の階段を上り朱塗りの弁天堂を参拝。
 この弁財天は、安芸の厳島、相模の江ノ島と共に日本三弁財天に数えられている。
 宝物殿、三重塔を経て、西国三十三観音霊場「宝厳寺」へ。 京都の「豊国廟」を移築した国宝の「唐門」、そして「観音堂」の煤けてはいるが桃山時代の絢爛豪華な作風に見とれる。
 観音堂の続きにある秀吉ゆかりの御座船「日本丸」の骨組みを使用している「船廊下」を通り、伏見城の遺構を移したといわれ、多くの文化財がある「都久夫須磨神社」へ。
 本殿は、桃山文化の頂点ともいえる最高傑作の建造物で国宝に指定されている。
 このあと、拝殿から湖面に向って建てられた鳥居に向け、願いを込めて”かわらけ投げ”に挑戦する人も。
 約1時間の観光で下山。 売店で軽い昼食をとり、船で長浜港へと向う。
 長浜港より、ホテルのバスで総会会場の長浜工場に向った。
                                        (磯田 智 記)

竹生島拝観入口にて記念撮影

富岡さんの説明を受けながら拝観

 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)

都久夫須磨神社の拝観

 
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