平成21年OB会定期総会報告

 平成21年5月22日(金)平塚CSセンター3階
 

総会始まる

鳥居会長がご挨拶

岩田常任幹事が会務報告

総会風景

山岸平塚工場長が経営状況説明

平塚工場見学

日本ポリペンコ平塚製造所前

ショールームにて、ものものしいマスク姿で

懇親会で、吉田社長がご挨拶

                 

 OB会定期総会報告
  平成21年5月22日(金)
  平塚CSセンター3階
  総会 出席者85名
  司会進行 岩田常任幹事

 [1] 鳥居会長挨拶

 今年は、ここ平塚工場で総会を開催したところ、85名のご出席をいただき、ありがとうございます。
 さて、OB会員は、新入会員30名を迎え、昨年より16名増の657名となりました。
 新三菱樹脂は、昨年4月発足後、1年余が過ぎましたが、昨秋からの未曾有の経済危機に加え、新型インフルエンザの感染が世界中に広がった影響もあり、会社経営状況は厳しくなっているのではないかと推察いたします。
 株式は上場されておらず、詳しい情報は知り得ませんので、後ほど、山岸平塚工場長から会社概況の説明を皆さんとともにお聞きしたいと思います。
 さて、人生80年時代となりまして、リタイア後、約20年の時間を持てるようになりました。自分の時間がたっぷりある反面、家族ともに老い、病にも上手に付き合うことが必要になりました。先日、NHKのラジオ放送で、93歳の女性が、“男性が元気で長生きする”ためのアドバイスをしていました。その第1は、「実生活者になること」、第2は、「よく外出して人付き合いを多くすること」だそうです。
 ちなみに、OB回ホームページで報告されている「茅ヶ崎地区家庭菜園研究会」の活動は、趣味と実益を兼ね、まさに生活に密着したものと思った次第です。
 OB会の運営は、従来どおり、会員相互の親睦と連絡をはかるべく、続けて行きたいと思います。
 なお、今総会で、通信費削減の提案をいたしますが、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
 結びに、本総会にあたり、三菱樹脂ならびに関係会社各位より、ご祝儀を頂戴したことをご報告し、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
 (挨拶の冒頭、新型インフルエンザの予防に対する詳細説明がありましたが、内容は割愛させていただきます。)

 [2] 会務報告 岩田常任幹事
 1)物故会員報告
   昨年度は14名の物故者がおられ、その御霊に全員で黙祷しご冥福をお祈りした。
 2)傘寿お祝い贈呈報告
   12名の方にお祝いを贈呈した。
 3)会員現勢報告
   平成21年3月末現在会員総数は、昨年に比べ16名増の657名、内新入会員30名。
 4)平成20年度OB会決算報告
   平成20年度定期総会収支決算報告。OB会基金決算および予算報告。
   平成21年度OB会予算説明。
 5)谷口会計監事から監査報告
 6)役員改選の件
   濱辺正剛顧問がご逝去された他は、役員の異動はない。
 7)前記の決算、予算、役員改選の諸議案について出席者全員異議なく、ご承認を得た。

 [3] 平塚工場見学
 総会開催に先立って、平塚工場見学会が行われた。新型インフルエンザ対策のため、マスク着用して、4班に別れ、工場幹部の案内で、ショールーム、アルセット工場、日本ポリペンコ社製造所を、熱心に見学した。

 [4] 三菱樹脂経営状況説明 
 総会終了後、山岸秀樹平塚工場長から、新三菱樹脂社の、平成21年3月期の経営状況について「世界同時不況の影響を受け、大幅減収減益、とくに第3、4四半期がひどかった。」ということとともに、今後の経営重点方針、各生産拠点の状況、平塚工場トピックスについて、詳細な説明があった。  

懇親会(平塚工場 クラブ湘涛) 出席者91名 
 司会進行 加藤常任幹事

 開会挨拶 鳥居会長
 

 吉田 宏社長ご挨拶
 ちょうど1年前に長浜で、そして2年前に、ここ平塚で皆さんにお会いして、また、今日は、皆さんのお元気なお姿を拝見してうれしく思い、また私を呼んでいただいて、本当にありがとうございます。
 すでに、山岸平塚工場長から、会社の状況等、説明があったと思いますが、ご承知のように、昨年4月に、新生・三菱樹脂は船出しましたが、大変な荒波でございました。船出する直前から、ナフサや我々の原料価格が乱高下し、全く今後も予想ができない、とんでもない世の中になったわけですが、それにも増して、昨年9月、米国サブプライムローン問題に端を発した金融不安が、実体経済、われわれのビジネスに大きな影響が出てきて、残念ながら世界同時不況に陥って、新三菱樹脂は、昨年11月以降、売上が大幅減となり、昨年上半期に蓄えた貯金をすべてはきだしてしまい、山岸工場長から説明したとおりの、残念な結果になったわけです。
 ただ今現在も、一部、好調な部門もありますが、4月に至っても、全体として、大きく回復を見るところには行ってないというのが正直なところです。そうはいっても、他社も同様の状況ですので、とにかく頑張ってやっていこうということにしています。
 今期も、まだ始まったばかりですが、2年連続の赤字は許されない、先輩諸氏に、えらく怒られるということで、黒字達成に向けて頑張っているところであります。
 去年の暮れに、新三菱樹脂の新中期計画をリバイスして、メディアにオープンしました。6つの「育成事業」、5つの「集中事業」を決めて、限られた経営資源を、そこに重点的に投じていく「選択と集中」を強くやっていくよ、そういうメッセージでございます。
 残念ながら、郡山のパイプ工場を閉めてしまった、非常に申し訳ないですが、そういうことをやりつつ、一方では、将来の発展に向けても、投資を忘れない、こういうことをやっているところです。
 一つ明るい話題ですが、日本ポリペンコ社の親会社であるクォードラント社(世界最大手のエンプラ会社)が、日本ポリペンコの技術力や営業力を非常に高く評価してくれていて、三菱樹脂に対し、一緒に全世界、手を組んでやって行きましょうという話が来て、5月1日に契約調印をして、戦略的な提携を組むということで、当局の許可が下りれば、全世界に、エンプラ事業を、この三菱樹脂が、日本ポリペンコ社の親会社と一緒にやっていこうということになります。この提携がうまく行けば、三菱樹脂は、現在20何パーセントの海外売上が40%弱になる。海外が良いということではないが、そういうグローバルな会社になりつつあるということです。
 このような事業提携を組むことができましたのも、日本ポリペンコ社設立以来40数年に亘り、良き信頼関係を築いて下さいました諸先輩方のお陰であり、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
 もう一つ、明るい話ですが、長浜の社員会館を建てかえることにしました。財布の中は空っぽですが、とにかく皆さんに頑張っていただくためには、この平塚と同じような研修施設と社員クラブといったものをつくるということで、6月に地鎮祭をやり、12月に完成の予定で取り組んでいます。
 最後に、昨年暮れに、今年はどういう年にしたいか、一字で書けという宿題がきて、メディアにいろいろ話しましたが、その中で、三菱樹脂の皆さんには、「挑戦Challenge」の「挑」、「挑む」ということにしたいと申し上げました。オバマ氏ではないが、「変革Change」への挑戦、さらに「創造Creation」への挑戦の「3C」で頑張りましょう。とにかく失敗を恐れず、頑張ってくださいと申し上げました。非常に苦しい時期なので、緊張感を持ちながら、全員一丸となって、諸先輩のためにも、我々のためにも頑張っていきたい、このように考えております。

 乾杯・懇談
 参加者第2長老の渡部一蔵様のご発声で乾杯し、懇談に移った。

 中締
 参加者最長老の岩崎俊二郎様のご発声で、三菱樹脂社ならびにOB会のさらなる発展を祈って、一本締めでお開きとなった。

 総会・懇親会出席者 (91名)
(会社)吉田 宏社長、中西英二常務、山岸秀樹平塚工場長、田中 敦平塚工場総務部長
(本部)鳥居正義会長、高橋義衛顧問、菅澤武彦顧問、神尾 章顧問、青山新太郎、井伊國裕、池田 武、石井 弘、石射祥光、石川治男、市村義雄、伊藤敬輔、岩崎俊二郎、岩田幸三、大庭忠利、大森和男、岡田五郎、岡本邦雄、奥村倖三、小倉武司、小花秀一、風間元臣、鹿島静哉、加藤 進、加藤欽一、金子 昇、亀田 実、木沢英雄、黒田正夫、小島和久、後藤 勤、小林正威、小松 繁、榮 洋一、榮谷暢恭、坂本堅一、佐藤 勇、佐藤昌二、佐藤洋介、澤田耕輔、塩澤敏行、清水康次、下瀬英樹、杉山 寛、高尾健二、高島信吾、田中須賀男、谷口勝利、柘植 茂、辻 輝彦、豊田安鴻、永井正義、中川実信、中川芳高、中戸川敏雄、野崎紋壽、野中矩仁、花田正一郎、浜田幸三、原島尚参、平盛秀正、藤居忠雄、藤井正敬、伏木正起、部谷宣之、古澤正文、松内俊夫、三廻部健三、宮下和久、宮本拓夫、森 邦彦、安田久雄、山岡 威、山上章三郎、山本 猛、山谷章浩、吉井 靖、渡部一蔵、渡邊良秋
(長浜)梶 道信、北村柾美、後藤健二、富岡秀雄、西島藤夫
(大阪)押切 繁、竹本恒三郎、山口 滋
(九州)相馬義一  









加藤常任幹事が司会進行

渡部一蔵さんの乾杯で懇親会始まる

クラブ湘涛での懇親会風景

退職後はじめて再会の人もいた

久しぶりの再会で話も弾む

参加者最長老の岩崎俊二郎さんが中締め

 

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