長浜支部「工場見学会」

サントリー山崎蒸留所、大山崎山荘美術館など

平成18年11月28日(火) 参加者 14名


 ( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略)
サントリー山崎工場前にて
当時としては画期的な一世を風靡したポスター
試飲で大満足
 年度計画では、11月7日開催予定であったが、若干時期を遅らせての実施。

 当日は、11時10分JR山崎駅の現地集合、14名の参加となる。
 「サントリー山崎蒸留所」は、”天王山”の麓、”山崎の合戦”でも名の知れた京都の南西の地にある。
 桂川、木津川、宇治川が合流し、平地と、盆地に挟まれた独特の地形と、湿潤な気候、万葉の歌にも 詠まれた名水の里でもあり、ウイスキーづくりには最適の場所として、80年余り前の1923年に 国産ウイスキーを初めて作り始めた場所である。
 現在は世界のウイスキーとして、最高賞「トロフィー」、「金賞」、「最優秀金賞」など数多くの受賞に輝く シングルモルトウイスキー”山崎”、ブレンドウイスキー”響”の製造場所となっている。

 まずサントリーの歴史が解説されている展示室を見学。
 OB会世代では懐かしい”赤玉ポートワイン”、”トリスウイスキー”の名前に共感を覚える。 また当時としては画期的な宣伝ポスターで、1922年「世界ポスター展」で第1位を受賞した”松下恵美子”のヌードポスターにも興味を引く。

 12時からの「製造工程案内・説明会」に参加。
 製麦→仕込み→発酵→初溜→再溜→貯蔵→ヴァッティングと呼ばれるブレンド技術の工場ごとに説明を受ける。
  ・蒸留は”ポットスチル”と呼ばれる独特の形をした単式蒸留釜を使用。
   この規模は、大きさ、本数とも世界でも最大級に属するとのこと
  ・蒸留されたものは”ニューポット”と呼ばれ無色透明
  ・樽に詰め貯蔵することにより、樽の材質と期間により一樽ごとに色と
   味わいが変わってくるとの説明
  ・樽ごとの品質を見極め、それぞれを組み合わせてひとつのウイスキー
   に仕上げるのは、数名のブレンダーと呼ばれる感性豊かな職人の技
   に頼られている。これは科学技術の進歩した現在でも受け継がれて
   いることは驚きであった。

 工程の見学の後、お楽しみの試飲コーナへ。
  ”山崎”、”響”を、水割り、ハイボールで試飲。中には3〜4杯とグラスを空ける人もいて、皆さん大満足の様子。
 最後に「ファクトリーショップ」でお買い物。
 ここでは、世界で唯ひとつの個性モルトを、樽ごと自分のものにできる「オーナーズカスク」があり、50数万円で販売しているとのこと。
 昼食後「離宮八幡宮」を参拝。
 ここは、清和天皇のお告げにより、宇佐八幡宮から神霊を奉じて設立。嵯峨天皇の離宮跡なので、”離宮八幡宮”と称す。本邦製油発祥の地でもあり、製油の神様でもある。

 続いて、やすらぎの山荘美術館「アサヒビール大山崎山荘美術館」で、紅葉と美術鑑賞となる。
 山荘は、大正初期から昭和初期に建てられ、後にアサヒビールの手に渡り、同社会長が収集した陶器と民芸品を中心としたコレクションを展示。新館は建築界の鬼才安藤忠雄の設計により建設。印象派の巨匠クロード・モネ晩年の傑作「睡蓮」シリーズ20作の内4点などが展示されている。
 山荘の庭および周囲は、今がちょうど見ごろの紅葉で、秋の自然の美しさ、庭園、山荘、美術鑑賞と、心安らぐひとときを過ごすことができた。
 ここで予定のコースは終了。次回での再会を期し、行く秋を惜しみつつ、流れ解散。                      
                      
 参加者は、次の14名でした。
  磯田 智、柴田清廣、外海金太郎、堤 賢三、西沢芳明、服部重受、広瀬 毅
  広瀬洋造、松宮正之、溝口厚雄、森 隆男、森川栄壽、山口 滋、世森幹治
                                                    (磯田 智 記) 

離宮八幡宮 紅葉の見事な山荘への登り口
大山崎山荘にて 山荘の紅葉、落葉

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