第11回青山水彩スケッチ画展
下瀬英樹さんが出展
平成23年2月28(月)〜3月6日(日) 於、東京・京橋ギャラリーくぼた
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都筑の緑道(竹林) |
下瀬さん出展の第11回青山水彩スケッチ画展を拝見
3月1日午後、東京京橋の「ギャラリーくぼた」5階で開催中の、下瀬さんが出展されている第11回青山水彩スケッチ展を訪問した。
すでに、先客もかなり居られて、熱心に鑑賞されている。
会員21人と講師の作品を合わせて全部で63点の作品が展示され、いつもながらの水彩画展特有のさわやかな雰囲気に浸りながら、作品を拝見する。
しばらくして下瀬さんがお見えになり、説明をしていただく。
この会に特徴的なペンを用いたシャープなタッチの建築物をモチーフにした作品が多い中で、下瀬さんの作品は、主に自然風景を対象にした「尾瀬・至仏山」、「谷川岳(天神峠から)」、「都筑の緑道(竹林)」の3点である。
「尾瀬・至仏山」は、水芭蕉が咲き始めた尾瀬の湿原を手前に、左後方に至仏山を配した構図で、初夏の尾瀬沼の雰囲気が身近に伝わってくる。思わず有名な歌を口ずさんでしまう。
「谷川岳(天神峠から)」は、右手前の新緑の山麓の後方に、険しい谷川岳が聳え、スケール感のある描写となっている。
「都筑の緑道(竹林)」は、晩秋の右にカーブする径の左サイドに竹林を、右サイドに木立を配した縦位置の奥行き感のある作品となっている。京都嵯峨野の竹林の径とはまた趣の違った情景である。歩けば心が癒されるであろう径の雰囲気がよくでている。
以上の3点ともに、それぞれ特徴があり、なかなか素晴らしい作品であったと思います。
この後、もう一度全体の展示作品を拝見後、今後のますますのご活躍を期待しながら会場を後にした。
(永松啓至 記)
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尾瀬・至仏山 |
谷川岳(天神峠から) |
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