第77回東光展 田中一英さんが出展

平成23年6月3日(金)〜17日(金) 上野公園・上野の森美術館

田中一英さんの作品 「渓流」 F30号

 九州支部の田中一英さんが、今年も、会員として、第77回東光展に出展されました。

 以下、山本 猛さんの鑑賞記です。

 6月6日、上野の森美術館に、鑑賞に行ってきました。
 いつものことながら、力作と数の多いのに圧倒される。
 田中さんの作品は、今年は例年のジャンル「力強く働く人」と違って、自然、「渓流」であった。
 日本の良さを、みんなに感じさせる、ホッとするような作品であった。
 どこの地域かわからないが、このような自然が残っていることに感謝したいものである。

 先輩の桑村さんに聞いたところ、田中さんのお父さんは先生で、画家であったとか、その血筋が伝わっているのでしょう。
 これからも、心和むような作品を出展していただきたいと思ったものです。
                         (山本 猛 記)

 その後、田中さんご本人に、出展作品「渓流」について、ご説明を伺いました。
 
 今回、出展の「渓流」は、佐賀県の嘉瀬川の上流を描いたものです。
 この付近は、嘉瀬川沿いに古湯温泉、熊の川温泉があり、佐賀の行楽地となっています。佐賀市中心部から車で30分の所です。
 さらに上流には、できたばかりの嘉瀬川ダムがあります。
 10分ほど下れば、「川上峡温泉」があります。(田中一英さんの説明)

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