平松久さんが第2回遊画会展に出展

平成25年10月7日〜13日
於、東京・渋谷アートギャラリー道玄坂


平松 久さんが 「第2回 遊画会展」に出展
  平成25年10月7日(月)〜10月13日(日) 東京・渋谷 アートギャラリー 道玄坂

 台風24号が鹿児島・徳之島に近づいた、少し蒸し暑い初日に行きました。
今年3月、東急渋谷駅が地下化したため、昨年はすんなりと行けた渋谷マークシティに、案内人に聞いた迷路状態の通路を通り抜けて着き、画廊に向かいました。
 壁面に9名、35作品が展示された、画廊内に出品者が複数人おりましたが、ご本人は用事で一時席を外していました。間もなく戻ってこられて、昨年5月末〜6月初めに行った「スペイン・フランス」スケッチ旅行のスクラップブックを傍らに絵談義。
 平松さんの出品は5点。家並みの向こうに教会がそびえ立つ、スペインの「巡礼の町」、今でも多くの信者が訪れていると言う。
 大小形の違う佇まいをカンパスいっぱいに描いた、フランスの「白い宿屋」、遠くの山並みが田園風景を醸し出している。
 この2点は先のスケッチ旅行で得たとのことでした。
 後の3点は、煉瓦色に溶け込むことなく、オレンジ色の衣服が鮮やかな「ひとやすみ」と、物憂げそうに横たわった「白い裸婦」と、顔の小さなピエロが印象的な「人形」です。
 パステル画の「人形」は、通路に面した壁面に飾られた4点の1点で、来場者の目を惹いていました。
 平松さんは、その旅行中に発熱に悩まされ、また、帰国後も体調を崩されたと聞きましたが、現在はお元気に活動されているご様子でした。

 しばらくするとOB会のSさんがお見えになる。3人で体調や近況や友人の動向、OB会作品展など話は尽きませんでした。Sさんは一日に2〜2.5時間は散歩するのには驚きでした。
 平松さんの知人がお見えになったところで、お二人と別れて画廊を後に、所用のため渋谷駅方面に向かいました。
                                                (吉井 靖 記)
巡礼の町 P12 油彩 白い宿屋 P15 油彩
ひとやすみ P20 油彩 白い裸婦 M20 油彩

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