第50回歩こう会「横浜・日本郵船歴史博物館見学と第6回OB会作品展鑑賞」
平成18年3月3日(金) 参加者 34名
|
( 顔の部分にマウスポインタを当てると名前が出ます 敬称略) |
|
日本郵船のクルーズ客船「飛鳥U」 |
薄日は差していたが、気温10度と肌寒い、12時、桜木町改札口に集合。大岡川に掛かる弁天橋を渡り、キングの愛称で呼ばれている神奈川県庁を左手に見て歩くと、ほどなく「日本郵船歴史博物館」に到着、約20分の散策。
館内を、海運の生成期からの多数の展示物を前に、副館長の野崎利夫氏のご説明を受けながら、また随所に発せられる参加者の質問にも丁寧に応答していただき、約45分かけて見て回る。時間の関係で、企画展「日本郵船クルーズ文化史飛鳥U誕生まで」は、15分のティータイムでの見学となった。続いて、オリエンテーションルームで、野崎氏より、昨年まで船長として乗船していたクルーズ客船「飛鳥」を通して得た、貴重な体験談を拝聴する。
「日本郵船歴史博物館」には、近代日本海運の黎明期から今日に至るまでを、映像、歴史の分岐点を捉えた貴重な写真、客船パンフレット、絵葉書、モデルシップ等で紹介されている。
野崎利夫氏は、「飛鳥」の船長を12年間つとめ、昨年引退された。12年間に「飛鳥」で航海した距離は地球を約24周半、5回の世界一周クルーズを経験されている。現在は同館の副館長や飛鳥クラブ会長などで多忙な日々を過ごされているご様子である。
参加者一同、三菱の創生期を現す多数の展示物などを興味深げに見学されていた。
また、野崎氏から船長さんならではの、普段は聞く機会の少ないクルーズ客船やクルーズにまつわるお話に熱心に耳を傾け、日頃の疑問に説明をしていただき、平成18年2月26日就航した「飛鳥U」による航海に思いをはせていた様子でした。皆さん楽しい一時を過ごされたことと思います。
「歴史博物館」を後にして作品展会場に向かう。途中、神奈川県警察本部、横浜税関、横浜開港資料館などの建物を見ながら歩く。折良く、大さん橋に停泊中の「飛鳥U」が遠目に見える。5万トン、241mはさすがに大きい。15時「神奈川県民ホール」に到着。
1階の展示場受付に、奧さん、下瀬さん、広江さん、柳澤さん達が応対に出ておられる。広い会場に昨年より多い、32名・74作品が展示されている。
一点一点を丁寧に鑑賞する人、作品の前で制作者より解説を直接聞かれている方、懐かしい出会いに話が弾んでいる人、フリーで来館して、鑑賞されている方も見られる。
15時40分に解散し、ここでお帰りの人と懇談会に出席の人に分かれる。
懇談会は、横浜中華街の善隣門にほど近い、お馴染みの「楼蘭」で中華料理を味わう。
高橋会長のご発声で「乾杯」の後、時間の経過とともに、作品展の話、クルーズの楽しみ、お仲間の消息、健康の話、日頃の活動、次回の「作品展」の話、等々に話が弾み時間を忘れる。
18時、坂本さんから「楽しかった」の感想をいただき、幹事・原田さんの珍しい「博多一本」で締めて散会。幸い途中で降り出した雨も上がり、店を出て左右に分かれて、各々帰路に就く。皆さんお疲れさまでした。
(吉井 靖 記)
<出席者は次のとおり>
荒木秀浩、安藤忠雄(懇親会のみ)、井伊國祐、石井實、市村義雄、岩崎俊二郎、岩田幸三、小倉武司、菊間真次、木原仁博、
坂本堅一、塩澤敏行、島本進、高橋健二、高橋義衛、谷口勝利、柘植茂、徳光文穂、豊田安鴻(懇親会のみ)、鳥居正義、
永井正義、西林公助、原田浩次、平松久、松内俊夫、松林義明、宮下和久、宮武正浩、森口勝、山上章三郎、山本猛、山谷章浩、
吉井靖、渡部一蔵
|
|
日本郵船歴史博物館 |
野崎副館長から説明を聞きながら |
|
|
講演される野崎副館長(「飛鳥」元船長) |
講演会場 |
|
|
神奈川県民ホール 作品展会場入り口 |
作品展会場 |
|
|
作品展会場 |
作品展会場 |
歩こう会バックナンバー案内に戻る